今日の仕事は… 午前中に通常路線を走って、昼食&昼寝休憩時間の後、夕方からは例の某大手ショッピングセンターシャトルバスをやりました。午後6時半過ぎくらいまで渋滞が続きましたが、その後は一気に交通量が減ってスイスイと走れるようになりました。
午後7時過ぎ、次の発車まで15分ほど余裕があったので、ショッピングセンター入り口にある自販機で缶コーヒーを買って飲もうと思いました。千円札を入れるとすべての押しボタンが点灯し、私は某社缶コーヒーのボタンを押しました。すると「ガラガラガラ…」と異常な音がしました。取り出し口を見ると、大量の缶コーヒー(実際に取り出していないので本数は不明)が出ていて、その商品には“売切”ランプが点灯してしまいました。「ゲゲッ… まさか1000円分出てきたのかな? まとめ買い機能でも付いているのだろうか?」仮に120円×8本=960円だったとしても、お釣り40円をもらわなければならない。そこで釣り銭レバーを押し下げたところ… 私が入れた千円札が戻ってきてしまったのです。「はぁ??? これはどう考えても故障だな」ということで、自販機に貼ってある管理会社へ電話(フリーダイヤル)をして事情を説明しました。すると「そうですか、ありがとうございます。すぐにそちらへ向かいます。お電話いただきましたので、1~2本お持ちください」と言われました。私は「それはいいのですが… ここにいなくても良いのですか?」と尋ねました。私には、取り出し口に出ている缶コーヒーを守る義務があるのではないかと思ったからです。すると「えぇ、そのままで結構ですよ」と言われました。せっかくの好意に甘えようと思いましたが、発車時刻が迫っていたのでやめました。そこへ若者二人がやってきて「あれ? 使えないの?」と言ったので、私は「故障したみたいだから、今、電話したところ…」と言いながらその場を去りました。すると背後から「俺、ちょうどその缶コーヒー飲みたかったんだ。ラッキー!」と聞こえてきました。感覚というか、意識というか… あまりにも大きな違いに愕然としました。
午後8時過ぎ、今度こそ缶コーヒーを飲もうと、同じ自販機の前に立ちました。売切ランプは消えていて、故障の表示もありませんでした。そこで、先程と同じ千円札を入れて、同じ缶コーヒーのボタンを押しました。すると、缶コーヒーが1本だけ出てきました。そして、釣り銭レバーを押し下げてめでたしめでたし… と思ったら、またもや千円札が戻ってきてしまいました。「あらら… こりゃまたどうして…」私は再び電話をしました。そして「先ほど電話をした者ですが…」と、事情を説明しました。すると「そうですか… あの後、千円札での購入も試しましたが、異常なかったんですけどねぇ… もう一度行って見ます」と言われました。で、その時はまだまだ時間もあったので、ありがたく缶コーヒーを頂戴しました。
それにしても… 原因は何なのか? これは魔法の… 否、悪魔の千円札なのだろうか!? まさか偽札ってことはないだろうなぁ… だったら捕まっちゃうじゃないの! そりゃあ、今年は「刑務所暮らし覚悟で、某所での違法な降車客扱いを続ける」と決意したけれど… まさか… こんな形で… ねぇ???