某地域巡回バスにおいて「バスが乗客を置いて行った」という苦情があったらしいが、その乗客というのはバス停横の公園で遊んでいた子供たちだとか…。私も“数人の子供がバス停から10mほど離れた家の軒下で遊んでいる”場面に遭遇したことがある。「まさか…」と思ったけれど、念のためバスを停めたところ… 全員が慌てて駆け込んできたのである。もしもそこが“子供たちの遊び場”である公園だったら、間違いなく置いて行ったでしょうね。
注意が必要なのは子供だけではない。ある直線道路を走行中、次のバス停付近に人影が見えた。しかし、バス停まで50~60mという距離まで接近したところ、その女性がバス停よりも10mほど先にある電柱の横に立っていることが分かった。念のため女性の動きに注目していたが、バスが接近しても彼女には動く気配がなかった。私は「知り合いの車でも待っているのだろう。だからバス停から離れて立っているんだ」と思い、「××停、通過します」と言ってバス停を通過した。そのまま彼女の目の前も通過しようとしたその時、急に手を上げて「止まれ」とアピールするではありませんか。「おいおい…」私は急ブレーキを踏むわけにもいかず、電柱からさらに10~20m過ぎたところで停まって彼女を乗せることに…。ホントにもう… 勘弁してよ。