バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

ふぅ~、危ないところだった。

2008年04月28日 22時55分59秒 | バス運転士
今日は昼前出勤だったので、午前10時半過ぎに家を出た。通勤には片側3車線の高架道路を使っているが、時には高速道路並みの流れになっていることもある。特に今日は、某大手自動車メーカー関連企業が連休に入っていることもあって、驚くほど交通量が少なかった。トラックなどは数えるほどしか走っていなかったのだが… その内の1台が私の前を走っていた。それも3車線ある中での右車線、つまり一番流れの速い車線を走っていた。途中、私の前を走っていたトラックが真ん中の車線へ進路変更した。すると、私の前には車が1台も走っていないという状況になってしまった。正直なところ、こういうのは好きではないし、何となく嫌な感じだったし、特に急いでいたわけでもなかったし… ということで、私もトラック同様に真ん中の車線へ進路変更した。しかし、私の後ろを追走していた車はそのまま右車線を走り続け、トラック及び私の速度プラス20km/hくらいで追い抜いて行った… すると、左側の合流道路からスゥ~ッと1台の白バイがやってきた。そのまま静かにトラックの前に入って20秒くらい経った頃だろうか、ウゥ~ッとサイレンが鳴り響いたのでありました。そして、白バイに誘導されて左車線をゆっくり走らされている先程の車が… ふぅ~、危ないところだった。もしも、私の気持ちが何らかの理由(例えば、出勤時間に遅れそうだとか)でイケイケGOGOだったら… 間違いなく私がやられていたでしょう。やはり、常に余裕を持って出勤しなければいけませんね。

<script type="text/javascript"></script>


曇り… 雨のち晴れ

2008年04月28日 09時52分10秒 | バス運転士

昨夜、一人の女性がバスに乗ってきた。一番前に座った。小さな音のような声が聞こえてきたのだが… それはオバサンの鼻歌だった。それがまた微妙に気分を悪くさせてくれる中途半端な音量で、途中からタンタンと足でリズムまで取り始めた。信号待ちの時にそちらを見ると、案の定“耳栓”着用者であった。その後もずっと… 終点の駅に到着するまで自分の世界に入り込んでいた。そして到着するや否や、無言でサッと降りて改札口へ消えて行った… 乗客は他人の鼻歌をどう思うのだろうか…? やはりヘッドホンの音漏れと同じく不快に思うのだろうか…?? それならば注意しなければならないのだが…??? 私の中にモヤモヤが残ってしまった。

約1時間後、一人の男性がバスに乗ってきた。乗車口でバスカードを通しているようだったが、ピー!… ピー!… ピー!… と、カードが通らないエラー音が3度も聞こえてきた。オッサンは私の方へ歩いてきて「これ、通らないけどいいのか!?」と、目を大きく見開いて強気な態度である。いかにも、こちらに落ち度があるとでも言いたげであった。そういう場合の基本中の基本、カードの裏面を私がチェックしたところ… 【残額0円】となっていたのである。それを伝えたところ、オッサンは「あぁ、そうか…」と言いながら席に着いた。そして終点の駅に到着して新しいカードで精算したのだが、その男性は「悪かったね」と言って降りて行った… ○