バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

桜花賞は堅そうですが…

2008年04月08日 15時45分55秒 | その他

職場の5人で勝負していますが… 2月のフェブラリーステークスでは3人が160ポイントを獲得し、先日の高松宮記念ではその内の1人が950ポイントを加算した。私(昨秋2位)ともう1人(昨秋優勝)は0ポイントのまま…

さて、今週は桜花賞です。まずは基本的なところから… デビューしてから一度も4着以下になっていないソーマジックとトールポピーは人気になるでしょうが、ソーマジックは初めての関西遠征となるのが不安と言えば不安です。次に“一度だけ”4着以下になった馬たちを見てみます。2走前の13着は降雪によるダート変更で度外視できるエアパスカル、前走の10着は休養明け&熱発による影響があったエイムアットビップ、2走前の4着(0.3秒差)は差し馬向きのレースとなった阪神JF(1番人気だった)で先行して粘ったオディール、5走前の8着はデビュー戦だったブラックエンブレム、前走の8着は控える競馬を試みたものの折り合いを欠いてしまったポルトフィーノ、2走前の4着は牡馬混合の京成杯(2000m)だったリトルアマポーラの6頭、合わせて8頭の競争となりそうですが… これらが1~8番人気となりそうですね。ハハハ…

これらの中で、エアとブラックは前走で重賞制覇したものの、スローペースでまんまと逃げ切ったという感じです。今回の桜花賞もコレといった逃げ馬不在で“逃げるが勝ち”となりそうだと思ったけれど… 前走で“折り合い不安”を露呈した武豊のポルトフィーノが逃げそうです。しかし、このように「控えても駄目だから逃げる」というのが通用するのは人気薄の馬だけで、武豊が乗った人気馬は他の有力馬からのマークも厳しいでしょう。後続馬が早目に武豊を捕まえに行かなければなりませんが、弟の幸四郎が真っ先に行くとは考えづらい。やはり池添か安藤勝己が… それからワンテンポ遅れて幸四郎が仕掛けて、最後はその3人による争いになるかも!? しかし私は少しでも高配当を期待して、前走で1番人気を裏切ったエイムアットビップを軸に買います。体調さえ戻っていれば…


PBその3「午後にバス乗る女たち」

2008年04月08日 09時02分47秒 | バス運転士

週末の昼間といえども、不意に道路が混雑することもある。しかし、その日の私のバスは大幅に遅れるような混雑には遭わなかった。そして、あるバス停へ近づくと、一人の若い女性が立っていたのだが… その女は道路へ身を乗り出すように待っていて、1分でも遅れていると運転士を睨みつける。バスに乗ってからも、一番前の席に座って終点の駅へ到着するまでずっと睨み続ける… 職場では有名な女である。が、その時は“残念ながら”時間通りに走っていた(正確に書くと、30秒前に到着して発車時刻待ちをしたくらいだった)ので、睨まれることはなかったのである。私は「あぁ、あなたが乗ると分かっていれば、遅れるように走ってきたのになぁ…」と思いました。乗られるたびに睨まれていたので、それが睨まれないとなると… なんとなく寂しいもんですね。ハハハ…

それで思い出した女がいる。既に廃止されたバス路線に出没した超イライラ女だ。始発地点で乗って、バスが発車するまでは良いのだが… 信号待ちで停まるとコツコツコツ… バス停で停まるとカタカタカタ… 終点である駅の直前、踏み切り待ちで停まると席を立ち、一番前までやってきてカチカチカチ… とにかくうるさい。そして降りるときには、運賃箱へ小銭をガシャン!と投げつける。その路線はバス停が5つ(始発と終点を除けば3つだけ!)しかなく、彼女が乗っている時間はせいぜい3~4分である。何をそんなに… ねぇ???

二人に共通しているのは、午後4時過ぎにピシッと決めて駅へ向かうということ。そこから電車に乗ってご出勤のようで… お疲れ様です。


プレイバックその2「ボケているのは… さぁ、どっち?」

2008年04月08日 00時56分17秒 | バス運転士

いわゆる通勤時間帯を過ぎた午前9時過ぎ、某駅から某学校へ向かうバスには途中の乗降客がほとんどない。すべてのバス停を通過して終点まで行くことも珍しくはない。その日も、途中のバス停には誰も立っておらず通過の連続… しかし、その路線の半ばを過ぎた頃、バス停に立っているお婆さんの姿が目に入った。私はバスを停めて扉を開けた。「お待たせいたしました」と案内したが、お婆さんは乗ってこない。私は「某学校行きですが、よろしいですか?」と念を押した。それでもお婆さんはバスをジロジロ見るだけで乗ってこなかったので、私は「お婆さん、大丈夫かなぁ?」と心配しながらもバスを発車させた。

お婆さんを置き去りにしてバスは発車… しかし、自動で流れるはずのコンピュータ音声(次の停留所名)が流れなかった。「あれ? おかしいな…」と思って行き先表示機を見上げると、そこには終点の“某学校”が表示されていた。そう… そのバスは某学校直行便だったのです。通常は10ヶ所以上のバス停を経由して某学校まで行くところ、平日は学生の登下校時刻に合わせて直行便を出しているのである。当然それは始発の駅を出たら、終点の学校までわき目も振らずにビュ~ンと走って行けばよいのです。それなのに… ちょっと集中力を欠いた瞬間でした。きっとお婆さんは「あの運転士、大丈夫かい?」と思っていたに違いない。