バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

無意味なクラクションに… ブチッ!?

2009年07月07日 23時52分02秒 | バス運転士

あるバス停を発車しようとして、右のミラーで後方を見た。後続車とはまだまだ距離があったので、私はバスを発車させた。一応、「前に入ってゴメンね」とハザードを点滅… と、その時「ビッビィ~!!!!!」と後ろから来ていた軽自動車にクラクションを鳴らされた。その車の運転手は、私のバスが発車することによって、アクセルペダルから足を上げて減速する必要はあったかもしれないが、ブレーキを踏まなければならないほど接近していなかったのに… 正直、朝夕の時間帯に後続車が止まってくれないと、「こっちだって、いつまでも待っていられない」と少々強引に発車することがあり、そういう場合に鳴らされることはあるのだが… これだけの距離があって鳴らされたのは初めてである。

発車してすぐ、横断歩道左側に自転車おじさんを発見した。しかし、対向車はブンブンと走り抜けている… その先は上り坂で、出来ればバスを止めたくない… おじさんはすぐに渡ることを諦めて、車の流れが切れるのを待っている様子… そこで、私は「えぇ~い!」と、なぜか止まってしまった…。。。と、その時! 再び「ビッビィ~!!!!!」とクラクションを鳴らされたのである。私は「プチッ」ときた。「何か文句あるのか?」と思った。

その後、バスは上り坂をゆっくりと加速して… ようやく坂を上り切ったところで、横断歩道右側に3人の自転車中学生を発見した。対向車もなく、その先の信号も赤… 迷うことなく、私はバスを止めた。と、その時! またまた「ビッビィ~!!!!!」とクラクションを鳴らされたのだ。私は「ブチブチッ」ときた。ある超ベテラン運転士のように、バスを降りていって「なんだこらぁ~! 文句あるのかぁ~!!」と言ってやろうかと思ったけど… やめました。まだまだ、私が大先輩と肩を並べるような行為をするには早過ぎますからね。ハハハ…