バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

爺さんの昔話と孫の変な言葉

2009年07月30日 21時16分16秒 | バス運転士

今日は“いつ壊れてもおかしくない車両を使っている”某地域巡回バス2号だった。幸い、今日は無事に走ることができた。なんちゃって…

あるバス停から一人のおじいさんが乗ってきて助手席に座った。そして… 話しかけられてしまった。「このバスは道が狭くて大変だねぇ~」とか「このバスはいつも同じ人がやってるの?」とか「女性運転士もいるよね?」とか、私もついつい答えてしまって火に油を注ぐ結果になり… 私は質問攻めに遭ってしまった。さらに「(弊社の)社長なんかはいくらぐらいもらってるの?」なんて質問まで飛び出し、私も調子に乗って「さぁ… 聞いてもしょうがないし… 聞いても腹立つだけだし… ハハハ…」と答えていた。その後、おじいさんは「昔は漁師をやってたんだ」とか「昔は一年で1000万貯金できた」とか「20年で家を3軒建てた」とか、自分の話を披露してくれた。しかし、乗降客が増えるにつれて、おじいさんも静かになっていった… もっといろいろな話を聞きたかったなぁ~

あるバス停からおばあさんが孫(推定3~4歳の男の子)を連れて乗ってきた。最初は「シンケンジャーがどうのこうの…」と話をしていたようだが、徐々に孫の声が大きくなっていた。そして、おばあさんから何か言われるたびに「○○じゃないわ!」と叫ぶようになってしまった。さらに、車内に「次は△△停…」という音声が流れると、「△△じゃないわ!」と叫び… おばあさんが「シィ~ッ!」と言うと、「シィ~じゃないわ!」と叫び… 孫は、最後までその調子で降りていった… 元気なのはいいけれど、あまり気持ちの良い言葉ではなかったなぁ~