バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

バスの異音に笑い転げる!?

2011年07月27日 12時08分36秒 | バス運転士

ある時、急にバスが異音を発した… と言っても「これはマズイ!」と思えるような音ではなく、「まぁ、古くなればあちこちと…」と思えるような音だった。とはいえ少々の不安がつきまとう… そこへ、一組の家族連れが乗ってきて、父子が助手席に座った。

バスが発車すると同時に再び異音が… すると、助手席の子供が「キャハハハ… 羊が鳴いてる!」と叫んだのである。お父さんは「えっ!? 何???」と気付いておらず… 子供が「ホラ、羊が鳴いてるじゃん! キャハハハ…」と笑っていた。お父さんもようやく異音に気付き「あぁ、ホントだ」と…

さすがに「メェ~~~!」とは聞こえなかったが、「ブミィ~~~!」というか「キュイ~~~ン!」というか… 文字では表せない妙な音だった。それが、なぜかその子のツボに嵌ってしまったらしく、ずぅ~っと笑い続けていたのである。幸い、その家族が降りてしばらくすると、異音は聞こえなくなった…

果たして、あれは「暑いなぁ~」というバスの悲鳴だったのか… それとも、バスの“接客サービス”だったのか!? 運転士はボケでも、バスは偉い! ハハハ…(でも、近い将来には人工知能を持ったバスが走っているかもね)