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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

原因不明の渋滞にハマって…

2017年11月19日 21時52分07秒 | バス運転士
お昼過ぎ、某駅から営業所前ターミナルへ向かって、片側二車線の道路を定刻で走行中… その先の大きな交差点にある◎◎停よりも“3つ手前のバス停”を過ぎたところで、二車線ともピタッと止まってしまった。一瞬「おや?」と思ったのだが、私の7~8台前にいた他系統バスに車線変更する気配がなかったので、「特に何もなさそうだから、すぐにスイスイだろう」と思った。

ところが、二車線とも同じペースでノロノロ前進… しばらくして、他系統バスと私のバスの間にいた7~8台の内2~3台が右車線へ移動したので、「どうした?」と思って前方を注視… すると、他系統バスが次のバス停付近で止まっていたので、一瞬「えっ!? 何かアクシデントでもあったのか?」と思ったのが… すぐにノロノロと前進し始めたので、「ふぅ… 違ったか。良かった、良かった」と思った。

その後、「それにしても、この渋滞の原因は何だろう? あっ! そういえば… 2~3日前に、この先の大きな交差点の中でライン引きをしていて渋滞したとか… あ、でも、今日は日曜日だから、そういう作業はないはず… やはり事故でもあったのだろうか?」などと思いながら前方を見ても、他系統バスという“大きな壁”があるので何も見えず… 「他系統バスからは、原因が見えているのかなぁ~?」と思いながら、大きな交差点の30~40m手前まで進んだ時だった。

その交差点を左折するべき他系統バスが右ウインカーを出したので、私は「なに!? やっぱり、路上に何か邪魔者がいるんだ!」と思いながら前方を凝視… すると、車線変更した他系統バスの陰から現れたのは、路上駐車している1台のパトカーだった。「なんだぁ~?」と思いながら、私も車線変更しようと右ウインカーを出して… と、その時! 赤色灯を点けたままのパトカーが発進、他系統バスに続いて交差点を左折して行ったのである。私はすぐに車線変更を中止、左車線から交差点を直進したのだが… 何となく、2台から仲間ハズレにされた気分であった。グスン…