バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

見えとるのか、見えとらんのか…

2017年11月13日 21時21分36秒 | バス運転士
先日、ある変則的な交差点でのこと… こちらの車両用信号が青に変わったので、私は左折を開始したのだが… 赤信号の横断歩道を渡ってくる一人の男性がいたので、「おいおい、信号は赤だぞぉ〜」と思いながら渋々一時停止した。(もしもモニターが乗っとったら、その男性に感謝しなきゃね。ハハハ…)

その直後、男性が白い杖を持っていることに気が付いた私は「あぁ、目が不自由だから仕方がなぃ… いや、白い杖を突いて歩いているならともかく、手に持ってブラブラさせているというのは… 変じゃないか?」と思った。(そういう探知方法もあるんじゃないのか?)

さらに、“耳栓”を装着していたので、私は「えっ!? まさか… この状況で音楽を聴いているのか? いや、いくらなんでも… 自ら周囲の音をシャットアウトするなんて、有り得ないよなぁ〜」と思った。(その耳栓のようなものは、補聴器みたいなものじゃないのか?)

その時、男性が私の顔をチラ見したので、「ひょっとして、見えとるんじゃないのか!?」と思ったりして…(そんなわきゃねぇだろ! バスが動き出さないかどうか、エンジン音をチェック… いや、オマエが出している不気味なオーラを感じ取ったんだよ! ハハハ…)