バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

おばさんの疑問に…

2018年04月05日 20時20分54秒 | バス運転士
先日、乗客のおばさんたちが「信号が赤だったら、バス停で待っとってくれてもいいのにねぇ~」「そうそう、行っちゃうんだもん」「あ、私は待っとってくれたもんで、ありがとうって言ったよ」「ホント? いろんな運転士がおるもんだねぇ~」というような会話をしていた。

まぁ、バス停と交差点の距離など、その時の状況が分からないけれど… 私も基本的には(一部の停留所を除いて)発車時刻を確認したら、前方の信号に関係なく発進している。なぜならば「なるべく他の車に前へ入られないように… 一台でも少ないように…」と考えているからである。

それは… 信号が青に変わってから、スムーズに流れてくれれば問題ないけれど… 例えば“前の車が交差点手前の駐車場へ入ろうとしたところ、歩道を自転車や歩行者が通っていて動けず!”となり、再び赤信号に引っ掛かって、さらに遅れた… というような経験を何度もしているからである。

そうやって「遅れないように」と考えているくせに… こちらを振り返りながら歩道を走り続けるお爺さんに気付いてしまったら、前方の青信号を犠牲にしてバス停で待ってしまうという… 「矛盾しとらんか?」と悩めるオッサン運転士…(悩むって顔じゃねぇだろ!) ま、あれこれ考えていても… ヘルシーフード敬老軍団に遭遇したら、全てを吹っ飛ばされるんだけどね。ハハハ…