バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

健康のため乗り過ぎに注意!?

2018年04月03日 17時58分19秒 | バス運転士
終点・営業所前ターミナルへ東から向って行く場合は終点が二つある。というのも… まずは、営業所が入っている建物(地下に駅あり)の北側にある“降車専用停”で路上停車… その後すぐに信号付き交差点を左折して、またすぐに左折して建物の南側にあるターミナルに入って停車するのである。つまり、「地下鉄(またはバス)への乗り換え時間がない!」という人は“一つ目の終点”で降りるのだ。

先日、その終点・営業所前ターミナルの一つ手前でヘルシーフード敬老隊(もちろん全員フリーパス)を乗せたため、行けるはずだった信号が赤に変わってしまい、私が「この人たちは僅か200~300mでも乗るんだよなぁ… お陰で一つ目の終点まで行けんかったがやぁ…」と思っていた時のこと… 敬老隊同士の「◎◎行きのバスに間に合うかなぁ? どっちで降りたら早い?」「信号が青だったら最後まで乗っとりゃええし、信号が赤だったら次で降りた方がええよ」という会話が聞こえてきた。

しばらくして信号が青に変わり発進… 予定外に待たされた信号と左折する信号は“ほぼ同時に変わる”&“青信号が長い”ので、一つ目の終点で降車客扱いをしても慌てる必要はなく… 私は青信号と周囲の安全を確認して左折開始… と、その時! 一人のお婆さんが席を立ったのである。驚いた私は「倒れるなよ!」と祈りながらアクセルペダルを緩めるしかなかった。

幸い、お婆さんは倒れることなく、営業所前ターミナルに到着したのだが、残念ながら◎◎行きのバスは発車した後だった… あぁ~ さっきの赤信号が余分だったなぁ… でも、あれは敬老隊が乗ったから引っ掛かったのであって、敬老隊が乗らなければ間に合っていた… いや、乗らなかったならば間に合うも何もないのか… ま、要するに“バスを待っている時間があるならば、みんなでお喋りしながら歩いた方が良い”ってことですよ。“健康食品のお店”に通っているんだから…