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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

初めての説明… と?

2020年03月17日 17時59分10秒 | 仕分け作業(夜勤)
昨夜の私は、先週に続いて“コンベアーから荷物を取り上げて、仕分けする人に渡す(コンベアーと仕分け用区画との境に置いてある棚の上に載せる)”ポジションだった。私はコンベアー沿いにある複数の区画の中で、荷物が流れてくる“上流”に近い位置だったので、すべての荷物に視線を移して「自分が担当している区画の番号かどうか?」を確認しながら取り上げ始めたのだが… 「あれ? この番号の区画の準備(荷物の受け入れ態勢)ができていない!」と驚いた。

このブログを読んで下さっている皆さんはお分かりだと思いますが… このような「聞いてないよぉ~」的なことは日常茶飯事なので、私は黙って… 否、「♪フフフ~ン」と鼻歌を歌いながら他の区画と他の区画の間に置かれていた“予備の棚”を持ってきて、その上に荷物を置いた。ところが、なぜか流れてくる荷物が私の担当区画ばかりだったので「なんじゃこりゃ!? ホンマかいな?」と手に取った荷物を凝視… その時、「ん? この荷物に貼られている区画番号… 私の担当地域と違ってる!」と気が付いた。

そのことを分かりやすく例えるならば… もしも、この倉庫で“世界各国へ送られる荷物”を扱っていたとして… 荷物の送り先が日本だったならば、そこには“日本”を意味するシールはもちろん、それとは別に仕分け用の“長野県”とか“愛知県”などのシールが貼られているので、私は「長野県… 私が担当している日本の荷物だな」と思いながら荷物をコンベアーから取り上げて棚に載せることになる。ところが、その時は… 確かに“長野県”というシールが貼られているのに、別のシールが“日本”ではなく“米国”になっていたのである。だから「ちょっと待て… 私が勘違いしているのか!? いや… どういうこと???」となり… それから間もなく作業中断となった。

その後、別シフトの仲間たちが出勤して全員が揃ったところで、その時点で出勤していた正社員の中で最上位の人が“何が起こったのか”を説明(「システム変更の時期が急に決まった」「システム変更できる人間が帰国してしまった」「別の人間がシステム変更の先延ばしを行ったのだが、古いシステムを稼働させてしまった」などと言い訳)したのだが… こんなことは初めてだった。しかし、これは「今後は常に説明します」という正社員の姿勢の変化ではないようで… 「システムを元に戻すのに時間が必要で~」「この機会に何か質問があれば~」などと言っていた。その時、ある仲間が二度三度と私の方を見て「一曲、歌ったら?」と言いたそうな顔をしていた。ハハハ…

正直なところ、その正社員の話を聞いていても細かい部分(社内事情?)が理解できず… 前述した“言い訳”も正確ではないかもしれないのだが… ま、要するに正社員のミス… 人為的ミスだということだけは分かった。しかし、そこで「申し訳ない」という謝罪はなかったような… にもかかわらず、「今日、残業できる方、手を挙げてもらっていいですか? 2時間とは言いませんから、1時間だけでも…」と言われたので、私は「30分という選択肢はないのか?」と思いながら無言で立っていた。が、結局、作業が遅れ遅れになってしまったので、自然と“希望通りの30分残業”となったのだった。ハハハ…