バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

今朝の残業と事故の原因

2020年03月06日 17時24分11秒 | 仕分け作業(夜勤)
今朝7時過ぎ、私が「30分だけ」と言った残業に入って間もなくのこと… 私の近くで“コンベアーから荷物を取り上げる作業”をしていた仲間が「何か甘い香りが漂ってる」と言ったので、何かと鈍い私はクンクンと鼻から空気を吸い込んで… 「ん? そう言われれば…」と思うや否や、その仲間がコンベアーの上を指差しながら「あっ! 液漏れだ」と言った。ココのコンベアーはローラー式(数センチ間隔で並んでいる金属製の棒の上を荷物が進んでくるタイプ)なのだが、クルクルと回転している一本一本に“オレンジ色の筋”が付いていたのである。

我々はすぐにコンベアーを止めて作業を中断… 正社員が来るまで待機… 時間だけが流れていった(ラッキー!)。まずは液漏れしている荷物を確認、液体が付着している他の荷物を回収… その後、ウェットティッシュを使った清掃作業を開始した。左手でコンベアーの棒をクルクル回しながら、右手に持ったウェットティッシュで拭き拭き… 汚れが付着した部分がコンベアーの手前ではなく奥側だったので、上体を前に倒したままで行う作業は予想以上に苦痛であった(アンラッキー…)。

このような破損事故および作業員の怪我を防ぐため、仕分け作業で“重い段ボール箱”を持つ時は「近くにいる契約リーダーや正社員を呼んで手伝ってもらうように!」と言われているのだが… 常に正社員が近くにいるわけでもなく… わざわざ呼びに行っている暇もなく… 実際に「正社員を呼んで手伝ってもらった」という話は聞いたことがない。仮にあったとしても… それは超々レアケースだと思う。たまたま通りかかった正社員と目が合ったとか、その正社員が“作業している人の隠し子”で常に近くにいるとか…???

実は… 今回の破損事故は、仕分け作業の下流ではなく上流… 正社員が「荷物を(1時間当たり)何千個も流した!」と本社へ報告したいがために、「早くやれ!」「早く流せ!」という雰囲気を醸し出している場所… そりゃ~ あなた! そこで作業する人は、どんな荷物であれ勢いよくコンベアーの上に載せますよ! ドッスン、ドッスン、ガッシャン… てね。そのうちにドッスン、ドッスン、ドッカ~~~ンって… 作業している人が爆発するかもね。ハハハ…