バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

台風時の通勤、ベッドのブザー、作業中の会釈

2023年03月20日 21時54分21秒 | 病院の黒子(夕勤)
初日に教えてもらった作業を二日目以降も繰り返しながら、別の作業も少しずつ教えてもらっている私… そこで感じるのは、本当に皆さんが親切で、最初に正社員AさんやリーダーDさんから言われた「もしも分からなかったら、近くにいる人に何でも気軽に聞いて下さい」という言葉に嘘はなく、新人の私に対して“強引にでも詰め込もう”とか“一度言ったら分かるだろう”というような雰囲気は皆無で、正社員Aさんも私の顔を見ると「大丈夫ですか?」などと声を掛けてくれる。(ま、まぁ… まだ一週間しか経ってないからな)

正社員Aさんと契約に関する手続きをしていた時に「通勤はどうされますか?」と聞かれたのだが、私は「徒歩のつもりですけど、もしも自転車を買えば自転車になるかもしれません」と答えた。その直後、「某倉庫は台風の時などは出勤停止になったけれど、そういうことはあるのかな?」と思った私が「台風の時などはバスかタクシーを使うかもしれません」と探りを入れてみたところ、Aさんから「そうですね… 一応、バスで申請してみますか?」と言われたので、私は「いや、それで徒歩ばかりだといけないので… 台風の時はまた考えます」と答えた。ま、どうせ作業服に着替えるんだから、びしょ濡れで出勤することになるだろうなぁ~(タオルを忘れるなよぉ~)

リーダーのDさんから“手術用ベッド”に関する説明(設置する方向や高さなど)を受けた時のこと… 使用するリモコンには様々な高機能ボタンが20個くらい並んでいるのだが、まずはアップとダウンの二つの使い方を教えてもらった。Dさんが「ベッドが上がり切った時は“ピーッ”と音がするので分かります」と教えてくれた直後にベッドの上昇が止まったので、私は「あれ? 音、鳴りました?」と聞いたら「鳴りましたよ」と言われてしまった。恥ずかしかった私は「この前、某無料動画で“何歳が聞こえる音”というのを見ていたら、ちょうど60歳から聞こえなくなっちゃったんですよぉ~」と言い訳… その場にいたDさんと医師は笑って許してくれたのだった…

先週、私とは異なる作業をしているグループの女性と擦れ違った時に、軽く会釈しながら「お疲れ様です」と言ったら、「お疲れ様です。頑張って下さい」と言ってくれたのだが… 私はまだその女性の名前を覚えていない(早く覚えろよ!)。また、作業中に擦れ違う医師や看護師さんにも、軽く会釈をしながら歩いているのだが… 言うまでもなく、とても忙しくて真剣な表情をしているので、目が合わない限り会釈が返ってくることはない。しかし、早くも私の顔を覚えてくれた医師もいるようで… その人は、マスクをしていても分かる笑顔で会釈を返してくれる。これまで、私は「手術をする医師には近寄り難い雰囲気がある」と勝手に思っていたのだが… 「決して、そんなことはない!」と知ることができて良かった。(オマエは思い込みが激しいからなぁ~)