バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

漏水ではない!? ならば…

2024年02月15日 08時39分39秒 | 病院の黒子(夕勤)
私が最後の戸締りなどを担当するようになった時、正社員から「蛇口の閉め忘れはないですね」と確認… 何度も確認… 「ちょっと異常だな」と思えるほど確認された。また、みんなが作業している時間帯でも「しばらく使わないならば蛇口を閉めておいて下さい」と言われた。ここで言う蛇口とは“洗浄機やシャワーヘッドに接続されている水道”のことである。どうやら、過去に“水圧に負けたシャワーヘッド(プラスチック製)が崩壊して、洗浄室が水浸しになった”という苦い経験があるようで… 私は「なるほど」と納得した。

一昨日の夜遅く、正社員から依頼された最後の作業を終えて「さぁ、帰ろう」と思った時、洗浄室にいた正社員から呼ばれので「なんじゃらほい?」と思いながら行ってみたところ… なぜか洗浄室の床面の一部が水でビタビタになっていたので驚いた。その一時間くらい前、私がモップ掛けをしている時には、床は乾いていたからである。私は「あの後にやったことは、モップ掛けで使用したバケツの水を排水口(水洗トイレのようなタイプ)へ流したくらいだけど… その前から排水管の中に何かが詰まっていて、このタイミングで溢れ出したのだろうか?」と思いながら、モップを使って床面に広がっている水を吸い取った。

しかし、ある洗浄機の下から水が徐々に染み出てくるような感じだったので「この機械の中の給水管が破損して漏れているのか?」と思ったのだが… 正社員は「実は今朝、私がこの機械の水を溢れさせてしまって… 機械の手前(洗浄室側)の水は吸い取ったけれど、機械の奥(機械と壁の間)の水は吸い取らなかったから、それが今になって染み出てきたのかも?」と言った。私は「それならば昼間に染み出てくるんじゃないですか? 管が破損して漏水している可能性もありそうですよ」と言ったのだが… 正社員は「いや、多分、今朝の水だよ。さぁ、帰りましょう」と言ったので一緒に退勤した。

昨日、出勤してから正社員に尋ねてみたところ… 「えっ!? あぁ、水は染み出ていませんでしたよ」と言われたので、ホッとすると同時に驚いた。我々が退勤してすぐに水が止まって、そのまま乾いたってことなのか? 家の台所で例えると… 流し台の水を溢れさせて床をビタビタに濡らしてしまったので雑巾を使って水を拭き取った。それから半日以上も経って、流し台の下から“隠れていた水”が染み出してきた… なんてことがあるのだろうか? 不思議だ… きっと、職場の洗浄機の下には妖怪だか何だかが棲んでいて、そいつが溢れた水を飲んで… ん? 半日以上の時間差があるということは… 夜の水は“妖怪の排泄物”なのか!? ゲゲゲッ…(アニメの見過ぎ!)