バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

舛●自転車!?

2016年06月20日 23時14分12秒 | バス運転士
どっかのグダグダ都知事(また言っとる!)がようやく辞職… それ自体が良いか悪いかは別にして、世間の反感を買った最大の理由は… テレビ番組などで言われている通り、最初に「法的に問題ない」と偉そうに主張し、その後の対応が後手後手に回ったからだろう。

毎日のように「法的に問題ない」「法的に問題ない」と聞かされ、その度に「そりゃそうだけど…」と分かっていながらも「ムッ」としていた… そんなある日、それと同じ感情を仕事中に抱いていることに気が付いた。その原因は“ルールを守って車道を走っている自転車”である。

車道をノロノロと走る自転車… 抜きたくても抜けずにイライラする後続車… 「狭い歩道を多くの人が歩いている!」ならば、私だって何も言わない。しかし、普通車が擦れ違えるほどの広い歩道を、ほとんど人が歩いていない状況… 言うまでもなく“自転車歩道通行可”の標識が立っているのに…

また、“どっちを走ってもいい”となっているから、安全確認もせずに歩道から車道へ飛び出してくる自転車が多いような… いっそのこと、その標識の意味を“自転車は歩道を走ってもよい”ではなく、“歩道を走らなければならない”に変更してくれないかなぁ~ そうすれば「法的に問題ない」なんて言わせないんだけど… ん? そういうオマエは、存在そのものが“問題あり”じゃないかって!? ハハハ…(笑って誤魔化すなよ!)

初めての家庭用常備薬申し込み

2016年06月19日 22時37分43秒 | いろいろ
以前から、会社で“家庭用常備薬斡旋”の申込用紙が配られていたけれど、私は一度も申し込んだことはなかった。が、先月… ちょっとした気まぐれでアレコレ申し込み、5000円以上も使ってしまった。そして今日、出勤した時に受け取ったのだが… その袋の中身を見た上司から「松井くん、そんなに××して××しなくてもいいんじゃないか?」と冗談を言われたので、私も「いやぁ~ 確かに… ××しても××する予定がありませんからねぇ~ ハハハ…」と答えた。(なんのこっちゃ!)

さて、受け取った薬は… 「テニスで筋肉痛になることがあるから~」と“湿布薬6枚入り(583円→190円)”を… 上司から言われた変な理由ではなく、純粋に「テニス後の疲労回復に~」と“栄養ドリンク10本入り(12960円→2380円)”を… 「もう何年も激しい腹痛に見舞われたことはないけれど、持っていて損はないだろうから~」と“下痢止め12錠入り(1058円→550円)”を…

さらに、昨年からバス車内の蚊対策として“室内でワンプッシュ! 薬剤が付着した壁で休む蚊を退治する”というモノを使っているのだが、「腕や手首などを食われているので~」と“虫よけスプレー(648円→430円)”を… 最後に「これからの季節、水筒にアイスコーヒーばかりでは飽きるし、健康のためにも~」と“青汁の粉末44包入り(3024円→1600円)”を… 以上5点、購入した。

早速、明日の朝から水筒に青汁を入れて行こうと思い、箱の説明を読んでいたところ… “粉末1包に対して水100ml”と書いてあったので、「500mlの水に5包の粉末を溶かせばいいんだな」と思ったのだが… “1日に1~2包を目安に”と書いてあったのでガッカリした。もしも、1日に5包も飲んだら… おしっこが青汁になったりして!? さらに、毎日5包ずつ飲み続けたら… 全身緑色になったりして!? おぉ~ リアル・ミドレンジャーだがや。ハハハ…

前回も今回も、乗客は少なかったけど…

2016年06月18日 21時51分25秒 | バス運転士
先日の夜7時半頃、私は営業所前ターミナル発・営業所前ターミナル着を担当… 約30名を乗せて発車した。往路で全員が降り、復路に入ってすぐに1人の男性が乗った。が、その後は誰もバス停で待っておらず… 「あぁ、ひょっとして… いつだったか、酔っ払った“テニス爺さん”1人だけが乗って、ずっとテニスの話をしていたことがあったけど… この時間の、この路線だったかも!?」と思った。

その時と同じくバス停を通過・通過・通過… うっかり早発しないように約1分遅れで運行… 50キロ制限の道路を40キロくらいで走行中… 誰もいないバス停に向かって、1人の生徒くんが走っているのを発見した。私はバス停で止まり、前扉を開けて待機… しばらくして、駆け込んで来た生徒くんが無言で210円を投入… 中扉付近の席に座ったのだった。

乗客2名のまま、終点の2つ手前のバス停を通過… その時、「ピンポ~ン!」と降車ブザーが鳴ったのだが… その直後、乗車した時から“ずっと静かだった”生徒くんが、何やらボソッと呟いたのである。その言葉自体を聞き取ることは出来なかったが、その口調から推測すると… ちょっと不満を漏らしたような感じであった。

そして、先に乗っていた男性が終点の1つ手前で降りたのだが、その間に目の前の信号が赤に変わってしまい、バスは停止… すると、生徒くんが前方を見ながら「なんだよぉ… ブツブツ…」と、ハッキリと不満を漏らしたのであった。約1分後、営業所前ターミナルに到着したのだが、たまたま降車停が一杯だったので、私のバスは最後尾で少々待機… その後、降車停で扉を開けると、生徒くんは何やらブツブツ言いながら降りて行った。ふ~ん… 自分がバス停へ遅れてきたことは、すっかり忘れているようで… まさか、あの若さでニャンチ症だったりして!? ハハハ…

パーキングブレーキ強化キャンペーン!?

2016年06月17日 21時44分02秒 | バス運転士
ウチで流動事故が起こった後、完全弊社の営業所でも流動事故が続いたということで… 弊社では、来月末まで“パーキングブレーキ強化キャンペーン”を開催… いつでもどこでもパーキングブレーキを掛けるたびにポイントが貯まる。長い信号待ちなどでは掛けたり解いたり掛けたり解いたりを繰り返し… 何ポイントでも貯められるのだぁ~!

冗談はさておき… 終点の降車停はもちろんのこと、途中のバス停や信号待ちでも、止まる度にパーキングブレーキを掛け、その際には「プシュ~!」と言えと… 否、「パーキングブレーキよし!」と指差呼称するようにと、ちょっと前の点呼で言われたような気が… するような、しないような…(さすがボケ脳!)

それよりも驚いたのは、3か月くらい前だったか半年くらい前だったか(さすがボケ脳!)に配布された、弊社の“運転士教本”の中に… 運転士心得の一つとして「バス停停車中は不測の事態に備え、パーキングブレーキを掛けること」と書いてあるという事実… いやぁ~、知らなかったなぁ~! ま、見なかった・言わなかった・聞かなかったことにしておこう。なんちゃって…

しかしまぁ、年を重ねるに連れ、ブレーキペダルを踏む脚力の衰えも考えられるから… 指差呼称はともかく、多数の乗降客扱いや長い赤信号など“時間的に余裕のある状況”では、パーキングブレーキの力を借りるのも一つの手である。ただ、時間的に余裕がない状況で“新たなこと”をやると、これまでやっていた大事なことを忘れるのがボケ脳の特徴だから… やっぱり… 「扉を閉める時には、注意… し・て・ね!」と言ってくれる“専用ガイド”が必要だなぁ~ ハハハ…

せっかち婆さん

2016年06月16日 21時56分57秒 | バス運転士
あるバス停で乗降客扱いを終え、扉開閉レバーを操作、扉が閉まり始めた時… 「ピンポ〜ン!」と降車ブザーが鳴ってランプが点灯した。が、扉が閉まると同時に降車ランプは消え… 私は「ん? ここで降りるのか? それとも荷物か何かが当たっただけなのか?」と思って、車内ミラーで乗客の動静をチェック… しかし、特に動きが見られなかったので、私はバスを発車させた。

すると、すぐに1人のお婆さんが席を立ち、運転席の横までやって来て「ねぇ〜 次、止まるよねぇ? さっき(松井運転士が)“次、止まります”って言わんかったもんで… もう一回、押しといた方がいい?」と言ったので、私は「押すのが早過ぎるだろう」と思いながら「私が覚えていれば問題ないのですが、何かの拍子に忘れてしまうといけないので…」と答えた。

その直後、お婆さんが「ほいじゃ」と言いながら降車ボタンを押したので、私は「扉を開閉させると、ランプが消えてしまうんですよぉ〜」と先程の出来事を簡単に説明… それに対して、お婆さんが「そぉ… 次のバス停が近かったもんで…」と、降車ボタンを早く押してしまった理由を説明… 私は「なるほどぉ〜 過去に通過された経験があるのかな?」と思った。

それにしても、ボタン押すの早過ぎ… このような“せっかちさん”は、お年寄りに多いような気がする。例えば… まぁ、個人的な感覚の違いなのかもしれないけれど… 210円を払うために一万円札を出した(失敗した)人を、フリーパスを見せながら抜いて行くのはいいとして… 運賃箱に千円札を挿入して、チャラチャラと出てきた釣銭を受け取っているだけの(失敗していない)人を抜いて行くのはどうなのかと思ってしまう。

さて、そんな“せっかちさん”たち… これまでは“ICカードに入金中”の人を、フリーパス提示で抜いて行くことができたのだが… そのフリーパスも、9月から徐々にICカード化されるということで、大人しく後ろで待つしか… いや、「ほら! フリーパス! 見せりゃいいでしょ! ちゃんと期限も書いて(印刷して)あるんだで!」って言いながら抜いて行きそうだなぁ〜 ハハハ…