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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

ワガママ縦列路上駐車

2017年11月25日 19時59分44秒 | バス運転士
JR某駅を発車して、一つ目のバス停の直前… 毎度のことながら、某大手ディスカウントストアの前には“ワガママ縦列路上駐車”している複数のマイカー… 私は片側三車線の真ん中車線で信号待ち… その時、ワガママ2号(縦列の先頭から2台目)が「入れろ、入れろ」とばかりに私の前に頭を出してきたので、私は「しょうがねぇなぁ~」と思いながら入れてあげた。

信号が変わって動き出す車列… ワガママ2号はビュ~ンと走って行くのかと思っていたら、ワガママ1号(縦列の先頭)の前から脇道へ左折しようとしたのである。ところが、ワガママ2号よりも先に左折しようとしていたタクシーが、歩行者が渡っている横断歩道の手前で止まっていたので、ワガママ2号は私の進路を塞ぐことに… 恩を仇で返された気分であった。

歩行者が途切れ、タクシーが動き出し、ワガママ2号も動き出し、私も… と、その時! ワガママ1号の女性ドライバーが戻って来て、なんと! 私の目の前で運転席のドアを開けたのである。「おい! このタイミングで開けるかぁ~??? 少しは考えろよ!」と思った私は「プッ!」とクラクションを鳴らしたのだが… 「なによ!」と言わんばかりに睨まれてしまった。

まったくぅ~ ちょっとお金持ちだからって、大きくて立派な車に乗りやがって…(ひがむな、ひがむな!) ちょっと可愛いからって、いい気になりやがって…(好みのタイプだったんかい!) そんなところで路上駐車するくらいなら、俺と路チューしようぜ!(アホか! 相手にも選ぶ権利があるわぃ!)



二人の男性に悩まされた私

2017年11月24日 21時57分09秒 | バス運転士
午前8時頃、A駅経由B駅行きの始発地点である某所で待機していたら、隣のスペースにバスを止めた運転士さんが「今、乗り場に立っている男性Pがいるでしょ? ▲▲停から俺のバスに乗って来たんだけどさぁ… どこへ行くんだろうね」と言ったので、私は「ここから▲▲停と別方面へ行くバスと言えば… 他営業所のバスしかないよねぇ~」と言った。

その後、私がバスを乗り場に着けたら… 男性Pが乗ってきたので驚いた。「えぇ~っ!? このバスなの? ▲▲停の方へ行くんだけど… ひょっとして寝過ごしたのかな?」と思いながらバスを走らせていたのだが、男性Pが乗ったと言われた▲▲停を過ぎ… 「寝過ごしじゃないのか!?」と思っていたら、A駅を過ぎた▼▼停で降りたのだった。なんでぇ~???

午後1時過ぎ、再びA駅経由B駅行きの始発地点である某所で乗り場へ着けたところ… そこには見覚えのある… そう、またもや男性Pが乗ってきたのである。「えっ!? デジャヴ… ではない。今朝、確かにここで乗せたよなぁ~ 今度は何処へ行くのかなぁ~」と思いながら運転していたところ… ◆◆停で“私の苦手な臭いを発散させている男性Q”が乗り、助手席に座った。

私は換気扇のスイッチを入れて“弱”で回したのだが、「あぁ~ ダメだ… 臭いが漂ってくる… 換気扇を“強”にしたいけど、寒くなったらいけないし… あぁ~ 気持ち悪ぃ…」とテンション下げ下げ… 「きっと、(乗降客が多い)A駅で降りるだろうから、それまでの我慢だ!」と自分に言い聞かせていたのだが… 男性Pも男性QもA駅では降りなかった。

しばらくして、午前中に男性Pが降りた▼▼停も通過… その後は、各バス停で止まって一人か二人が乗ったり降りたり… 男性Qが乗ってから約15分後、ようやく●●停で降りて行ったのだが、そこでホッとした私は男性Pのことをすっかり忘れてしまい… 何処で降りたのか分からなかった。

その折り返し… またもや男性Qが“逆向きの●●停”から乗ってきたので、私は言葉を失った。しかも、今度は背後席に座ったので、ブレーキを踏むたびに苦手な臭いに襲われるという… 最悪のパターンであった。それから約10分後、A駅停に到着したのだが… なんと、そこには男性Pが待っていたのであった…。。。

あちらこちらに現れて私を撹乱する男性P… 不気味な臭いを漂わせて私のテンションを下げる男性Q… 強敵二人との戦いに疲れ果てた松井運転士であったが、夕方のA駅経由B駅行きの折り返し便では、乗客の誰かが持っていたと思われる“たこ焼き(醤油味)”のような香りに癒されたのだった。グゥ~~~

明るい職場づくり!?

2017年11月23日 22時44分02秒 | バス運転士
運転士Aさんと私が並んで点呼を受けようとした時、運転士BさんがAさんのお尻を触ったらしく(営業所内では、よくある光景!)、AさんがBさんに「お尻を触るのはやめて下さい」と言ったので、私がAさんに「前ならいいの?」と尋ねたら、Aさんは「いや、前はちょっと…」と答えた。

そこで私が「じゃあ、胸とお尻と前だったら(どこを許す)?」と尋ねると、Aさんが「胸かなぁ…」と答えたので、私は「へぇ~ 俺はお尻だな」と… すると、Bさんが「松井さん、お尻いいんですか?」と言ったので、私は「いや、真ん中はダメだぞ」と注意した。その時、点呼担当上司Cさんが「俺も(会話に)参加したいけど…」と寂しそうに(奥にいる“更に上の上司たち”に聞こえないように)呟いたのだった。

また、休憩室では… 運転士Dさんが「いいネタがありますよ」と言いながら私に近付いて来て… 【食堂で上級運転士Oさんが“揚げ出し豆腐一個半(多分、一個が“小さめ”だったのではないかと思われる)”付きのランチを食べていたところへ、中級運転士Eさんがやって来て「揚げ出し豆腐が“普通は一個”なのに、どうしてOさんだけ一個半なんですかぁ~」と言ったら、Oさんが「そりゃ~ 運転士2級と4級の違いだわさ!」と言った】とか…

その話を、私がDさんから聞いている時… 目の前にOさんがいて、「そんなの、冗談に決まっとるじゃないですかぁ~」と言っていたのだが…(ちなみに、上級運転士さん本人の希望でOと表記しております) しかし、本音がチラリと出た可能性もなきにしもあらず… 数年後には“パワハラ上司O”になっているかも!? どちらを信じるかは、あなた次第です! なんちゃってぇ~


歩道とバスの距離

2017年11月22日 15時54分27秒 | バス運転士
バス停で止まる時… バスを歩道ギリギリに着ける運転士さんを見ると「凄いなぁ~ ぶつけるのが怖くて、私にはできないなぁ~」と思う。そんな私は、歩道との距離20~30cm(計ったことはないけれど、多分そんなもん)がせいぜいである。ただし、自分の車幅間隔がイマイチの時に「ゲゲッ! 寄り過ぎた!」とビックリすることはあるけれど…

また、ある運転士さんは「私のバスでは、お年寄りが乗車時によく転ぶんですよぉ… なんでかと思って、何人かの運転士さんと“バス停停車時”について話していたら、どうやら私は“歩道とバスの距離”が中途半端だと分かりました」と言っていた。お年寄りが“一歩で乗れるかどうか微妙な距離”に対して、ちょっと無理して頑張って失敗… 転んでしまうということらしい。

だから、そういうことを防ぐために、あえて「バスを歩道から離して止める」という運転士さんもいる。私は、そこまで割り切れないので、なんとか一歩で乗れる距離に着けられるように頑張っている(?)つもりである。そんなことは知る由もないお年寄りたちなのだが… たまぁ~~~に「今日は近くまで寄せてくれて… ありがとう」と言われて驚き、嬉しく思うこともある。

また、歩道が低い場合などには、車高を少し下げる(左へ傾ける)ニーリングを使うこともあるのだが、お年寄りは気が付いているのかいないのか… いつでもどこでも特に反応はなく… と思っていたら、あるバス停で乗った若い女性が「あっ! 段差がない!」と、一緒に乗った女性に話し掛けていたので驚いたのだが… やっぱり嬉しかったりして!? エヘヘ…


またもや渋滞にハマって…

2017年11月21日 18時13分59秒 | バス運転士
昨日の夕方、営業所前ターミナル発・地下鉄某駅行き… 片側二車線の道路にある某高校停で乗降客扱い中、後方から来たパトカーがサイレンを鳴らしながら追い抜いて行った。某高校停からバス停を4つ進んだところ… そこから珍しく渋滞していたので、「なんだ!?」と思って前方を凝視… すると、500mほど先に複数の赤色灯が見えたので、「またパトカーで渋滞しているのか!?」と思った。

そこからはノロノロ… ノロノロ… そして、300mほど進んだ時に分かったのだが、なんと! “対向車線”で小型トラックが道路を塞ぐように事故を起こし、“対向車線”に複数の消防車とパトカーが並んでいたのである。当然、事故現場よりも地下鉄某駅寄りの対向車線は大渋滞、複数のバスもハマっていたのだが… 「ちょっと待てよ。なんで、こっちが渋滞しとるんだ?」と不思議に思った。

その後もノロノロ… ノロノロ… すると、その先の交差点にも赤色灯が見えてきて… その時、委託元の上司が前方から走って来て「この先の交差点で乗用車同士の事故があって、一車線しか通れませんので右へ寄って下さい」と言ったので、「えっ!? あっちの小型トラックの事故とは別に、この先の交差点でも事故があったんですか!?」と尋ねたら、「そうです」と言われ… そのまま車内の乗客に説明した。事故現場を通過した後も、停車、通過、停車、通過、停車… と、それなりに時間がかかった。

結局、某駅には18分遅れで到着… そこでは、だいたい次の発車まで5~10分くらいしかないので「何分遅れで発車するんだ?」と思ったのだが… なんと! その時間帯は“約20分の休憩時間”が設定されていたので、発車時刻に間に合ったのである。ただ、復路が渋滞していることは分かっていたので、まずは前扉を開けながら「▲▲停と◆◆停の間で起こった事故の影響で渋滞しております。予めご了承ください」と言ったのだが… 20人ほどいた乗客全員が無反応だった。「聞こえなかったのかな?」と思った私は、発車直前にも繰り返したのだが、やはり無反応であった。

さて、某駅を出てから3つ目のバス停から渋滞にハマったのだが、そこからは思ったよりも“ノロノロ具合が軽かった”ので、7~8分遅れで事故現場の手前にある交差点まで進んだ。その先は、相変わらず通行止めになっていて、一般車が右へ左へ迂回するように誘導されていたのだが… そこまで1台もバスを見なかった私は「多分、バスだけは通してもらっているのだろう。良かった、良かった」と思って、警察官が通してくれるのを待っていた。

すると、そこへ往路とは別の上司がやって来て… 「さっきまでバスだけ通してもらっていたんだけど、今、レッカー車が来たので、これから作業に入ります。脇道は狭くて迂回できないので、このまま待ってもらうことになります」と言ったのである。ガッチョ~ン! そして、その上司がハッキリと大きな声で「お近くでしたら、歩かれた方が早いと思います」と乗客に説明… ほとんどの人が降りて行った。

交差点の手前で止まっていると一般車の邪魔になるので、とりあえず交差点を過ぎたところで停車… 車内には数名の乗客… 沈黙に耐えられなくなった私は「ここは一つ… 何か面白い話でもした方がいいのかなぁ~?」と思ったけれど、「いや、どうせ音楽を聴いたり、スマホを操作したりしているだろうから… 50代のオッサンが何をやっても無駄だろう」と思い直し、ただ大人しく待つことにした。

約20分後… ようやく作業が終わり、めでたく開通したのだが… バスを発進させた私は「あれ? ちょっと待て… 今、どこだっけ? バス停を通過してないよなぁ~???」と不安になって速度を上げられず… 行けるはずだった次の交差点の信号が、目の前で赤に変わってしまった。結局、営業所ターミナルへの到着は25分遅れ… それで乗務終了だったら、遅延分が給料にプラスされるのだが… 残念ながら“食事休憩”だったので、休憩時間が削られただけであった。グスン… よぉ~し、この分は宝くじで取り返すぞぉ~! ハハハ…