婆さん、婆さん、また婆さん！

営業所前ターミナルで乗車客扱いをしてから約１分後…　私が「お待たせしました。◎◎系統※※経由某駅行き、間もなく発車します」と車内案内をしたところ、一人のお婆さんが席を立って来て「ねぇ、※※経由！？　いかん、降りないかんわ。前から降りていい？　ごめんね…」と言いながら降りて行ったので、私は「たまには車内案内も役に立つんだなぁ～」と思った。

某駅で乗車客扱いをしていた時、一人のお婆さんが「◆◆行く？」と言ったので、私は「いいえ」と答えたのだが…　なぜか、お婆さんはフリーパスをタッチさせて助手席に座ったのである。私が「多分、思い描いていたルートと違うルートで目的地へ行くことにしたのだろう」と思っていたところ…　突然、お婆さんは「降りていい？」と言いながら前扉から降りた…　が、すぐに「やっぱり乗るわ」と言いながら再び助手席に座ったので、私は「お婆さん、いろんなルートを考え過ぎてプチパニックに陥っとるんかなぁ～」と思った。

営業所前ターミナルの乗り場で発車時刻待ちをしていたところ、一人のお婆さんがやって来て「▲▲小学校へは行かない？」と言ったので、私のボケ脳はプチパニック…　なぜならば、営業所前ターミナルから▲▲小学校の方へ行くバスは一本もないからである。それでも「何らかの解決策を提案したい」と、ボケ脳が無理して働こうとしたものだから、私の口からは「えっ…　と…」しか出てこなかった。すると、お婆さんが「（▲▲小学校を）知らんか…　知らんね。いいよ」と言いながら立ち去ったので、私は「最近、考えていることが言葉になって出てこないことが増えたような…　私の脳年齢は、お婆さん以上かもしれないなぁ～」と思った。

同じく営業所前ターミナルでのこと…　発車時刻の２～３分前になったので、私は「乗り場には一人しかいないみたいだなぁ～」と思いながら、バスを待機場所から乗り場へ移動させて前扉を開けた。すると、待っていたお婆さんがフリーパスをタッチさせて乗ったのだが…　「あれ？　誰も乗っとらんがね」と呟いたのである。おいおい…　そりゃそうだろ！　始発地なんだから誰も乗ってるわけ…　ん？　まさか…　お婆さんには“誰か”が見えることもあるのか！？　そ、そ、そうか…　良かったぁ～　今回は誰もいなくて…（実は、そのお婆さんも…　オマエにしか見えてなかったりしてな。ハハハ…）

噂の☆☆駅路線

今朝は“某駅発☆☆駅行き”を二回、７時頃と８時半頃に某駅を発車したのだが…　「だがや高速のトンネル天井板撤去工事による“一部区間通行止め”の影響で交通量が多くなっている」という噂通り、終点☆☆駅の二つ手前のバス停を過ぎた辺りからの渋滞が酷かった。７時半過ぎに行った時も９時過ぎに行った時も、その二区間だけで１５分くらいかかってしまったのだが…　何とかギリギリ☆☆駅の発車時刻には間に合った。また、降車停と乗り場が目と鼻の先なので、“降車停から待機場所へ”“待機場所から乗り場へ”という移動をせずに済み…　その分、楽だったと言えば楽だった。

さて、二回目の☆☆駅到着時のこと…　私は降車停の先頭で止まって前扉＆中扉を開けた。両扉からドドドッと乗客が降りた後、「発車時刻まで１分しかないなぁ～」と思いながら立ち上がり、忘れ物や落とし物がないか左右の座席や床をチェックをしながら通路を後ろまで歩い…　「あっ！」という声が聞こえたので驚いた。そう、最後部座席の窓側に一人の“耳栓お姉さん”が座っていたのである。お姉さんは「すいません。降ります」と言いながら席を立ち、逃げるように私の横を通って中扉から出て行った…

私が忘れ物チェックをする場合、「どうせ後ろまで見に行くんだから～」と思って、最初に車内全体を見ることをしない。運転席から出ると同時に視線を下の方へ落とし…　座席や床だけを見ながら通路を歩いて行くので、今回のような出会いが…　否、驚きがちょいちょいあるのだ。お姉さんがもう少しボォ～ッとしていてくれれば、もっと“お近付き”になれたのになぁ～　ハハハ…（オマエの頭の中はソレばっかりかよ！　しかしまぁ、お姉さんも驚いただろうなぁ～　大きな白髪頭のオッサンが、無言でズンズン迫って来たんだから…　いつか１１０番されるかもな。ハハハ…）

午後２時過ぎの忘れ物

終点・ＪＲ某駅に到着して前扉＆中扉を開けると、前から中から乗客が降りて行き…　最後の一人をミラーで見ていた時、助手席の窓側（座席と壁面の間）に“縞模様のバッグらしき物”があることに気が付いた。しかし、この前も書いたように“中身が貴重品の可能性がある物”だったし、“途中で降りた人の物”かもしれなかったので、車外スピーカーを使って呼び掛けるようなことはやらなかった。

車内全体をチェックした後に“縞模様のバッグ”を手に取った私は「ん？　このデザイン、この大きさ…　弁当箱でも入っているのかな？　時刻は午後２時過ぎ…　食べちゃったから忘れちゃったのかな？」と思いながら、バッグのファスナーを開けたところ…　いかにも「弁当箱が入ってます！」という感じの“小さくて可愛い巾着袋”が顔を出したのである。

「やっぱり弁当箱だったかぁ～　しかし…　空箱にしては、ちょっと重いような気がするなぁ…　あぁ、弁当箱の下に水筒があって、飲み残しのお茶が入っているに違いない！」と思いながら、巾着袋を持ち上げてみたところ…　紙パックの野菜ジュース（未開封）と、“温かくて重い円筒形の容器”が出てきたのだった…　そう、まだ“食べる前”だったのだ。

そこで私は「すぐに戻って来るかもしれない」と思いながら、次の発車まで（約１０分間）待っていたのだが…　誰もバスの前には現れなかった。「ひょっとして、折り返し運行の途中で待っているかも！？」と思ったのたが、そんなことはなく…　終点・某所に到着してから営業所へ連絡を入れ、バッグの特徴を伝えた。

その後、よく見たら…　巾着袋には“うめこ（仮名）”という名前が縫い付けられていたので、一瞬「子供の弁当なのか！？」と思ったけれど、「ＪＲ某駅へ行った時、助手席に座ったのはおばさんとお婆さん…　娘さんかお孫さんに届けるつもりだったのか？　それだと時間的に遅いか…　いや、塾で食べる晩御飯なのかも！？　待てよ。そもそも今時の子供の名前に“こ”を付けるだろうか？　やっぱりお婆さんの…」などと、妄想は尽きないのであった…

追伸　夜９時過ぎに営業所へ戻った時、上司に聞いてみたのだが…　「問い合わせもない」と言っていた。う～む…　ひょっとして、お婆さん…　自分が弁当箱を持っていたことすら思い出せないのかなぁ～　明日、袋や箱は委託元の忘れ物センターへ…　中身は恵方巻と同じ運命に…　グスン…

最近のプチビックリ

つい先日、休憩時間中にスマホで自分のブログを開いてみたところ…　大幅にデザインが変わっていたので驚いた。「あぁ、そういえば…　自宅のパソコンに“システムを変更しました”というようなメールが届いていたような…　まさかデザインまで変わっているとはなぁ～」と思ったのだが…　その日も、そして今も…　自宅のパソコンで開いたブログのデザインは、以前と変わっていないのである。ま、その内に変わるんだろうけど…

今朝、あるテレビ番組で「廃棄処分された恵方巻が約１０億円もあった」＆「売上が約２５０億円あるそうなので、利益を優先しなければならない企業としてはやらざるを得ないのではないか」と言われているのを聞いて驚いたのだが…　その“量”がピンと来ない私は「そういう時こそ、よく使われる“東京ドーム何杯分”の方が、感覚的に分かりやすいんだけどなぁ～」と思ったのだった…

一昨日の昼間、営業所の班（休日が同じグループ）の飲み会があり…　二次会は“高給取りの（私の“ギリギリ５”だった部分が“８”になっている）先輩運転士さんのおごりでカラオケボックスへ行った。毎度のことながら、最初から自分でガンガン入れる人がいなかったので、その先輩運転士さんが「誰か歌えるだろう？」という感じでテキトーにホイホイ入れ始めた。もちろん、先輩運転士さん自身が歌う曲も入れながら…

その後、徐々にみんなのエンジンが掛かってきて、自分で選曲するようになり…　途中から誰かが“採点システム”を起動…　９０点台を出す人もいたので驚いた。そんな中、私も自分で入れた曲を歌ったのだが、予想通り８０点止まり（全国で２００～３００人中１００～１５０位くらい？）であった。最後に、先輩運転士さんが某男性シンガーソングライター（？）の“怪傑●頭巾”を入れ、「松井、行け～！」と言われ…　８９点で全国１位となりました。ま、それを歌ったのは“全国で２人だけ”でしたけどね。ハハハ…

進まぬ片付け！ 招かれざる客！？

私が一年ほど前から終活を…　少しずつ自宅の片付けをしていることは、いつかチラッと書いたと思いますが…　まだまだ終わりそうにありません。“滅多に使わない物”が収まっているスペースは、いつも視界に入っているはずなのに全く意識になく…　ある時、ある部屋で「ふぅ～　ここはかなり片付いたなぁ～」と思いながら、ふと視線を上げたところ…　「あれ？　あんなところに段ボール箱が３つもあるじゃないか！」ということが…　あっちの部屋でも、こっちの部屋でも…

そんなプチ・ショックを繰り返しながら片付けを進めていたところ…　ある段ボール箱の中から一枚のパ●モが出てきたので驚いた。「あれ？　これは…　誰のカードだろう？　父はパ●モが発行される前に旅立っているし…　私は買って使った記憶がないし…　出不精の母が持っていたとも考えにくいし…　ま、何でもいいから１億円くらい入ってないかなぁ～」と思ったりして…（アホか！　上限額を遥かに超えとるがや！）

今朝…　自宅へ帰ったところ、台所に一羽のサギ（やや小さめで全長３０～４０ｃｍ）がいたので、私は「一体、どこから入ったんだ！？　今、外へ出してやるからな」と思いながらドアを開けようと回れ右…　すると、背後から「パタパタパタ…」と接近して来る音が聞こえたので、「ドアに激突しては大変だ」と思った私は「ちょっと待てって！」と右手で制止…

すると、サギのくちばしが私の右手にグサッと刺さってしまったのである。しかも「チューチューチュー…」と音を立てて私の血を吸い始めたので、私は「バッキャーロー！　何しとるんじゃ！　痛いじゃねぇかぁ～」と叫びながら右手を引っ込めた…　と、そこで目が覚めたのだが…　まさか正夢になる（自宅に詐欺師が来る！）なんてことはないだろうなぁ～　ま、来たら来たでネタになるからいいか！　ハハハ…