秋麗(あきうらら)

うーちゃんの節約日記です。
不思議だなと思う心、いつまでも忘れずにいたいな

閉業のお知らせ

質店は2021年8月に閉店いたしました。 昭和21年9月創業で75年間にわたりご愛顧賜りありがとうございました。

黄金を求めて

2006-11-07 | 世情雑感
西洋のルネッサンスが終わって、大航海時代に入ります。

学生の頃こう習ったように思います。
肉食の西洋人は、インドなどでとれる胡椒を求めていたが、イスラムの力が強大なため中近東を避けて大西洋を南へ下ったと。
そして南アフリカの喜望峰に到達したんだと。

コロンブスは、マルコポーロの東方見聞録を読んで、黄金の国ジパングを目指していたのに、着いたところはアメリカ大陸だったと。

先だっての「黄金の歴史」では、アフリカ大陸の金を求めて楽に到達しようとして、大西洋を船で航海したと言ってました。

キリスト教会の中を煌びやかに荘厳に仕上げるために大量の金を要したらしい。

やがてスペインがアメリカ大陸を席巻し、無敵艦隊が根こそぎインカの金を持ち帰りましたが、その量たるものやなんと10トンですって。

時代は下り、アメリカ西部へのゴールドラッシュ。
あのインデアンが出てくる西部劇の時代です。
大陸を行くのは大変だったので、パナマ運河をおお急ぎで造ったらしいです。

人間の金への渇望はすさまじいものがあります。
こうした説明を聞いて合点。
胡椒だけでは動機付けとして弱いものね。

どうして学校というところはきれいごとを教えるんだろう?
一攫千金を狙ってのフロンティア精神でやっと納得できました。

世界どこを旅していても、金のアクセサリーが主流です。
中国人も、インド人も、アラビア人も皆、じゃらじゃら身に着けています。

イタリアの金細工も素晴らしいものです。
ヨーロッパも王侯貴族は金でした。

まぁプラチナは硬くて細工が難しかったこともあるのでしょうが、金の光り輝くさまは人を魅了しますもんね。

イミテーション ジュエリー

2006-11-07 | シチの目
この画像のイミテーションジュエリーは、50歳代以上の方の持ち物がほとんどです。

例えば海外旅行へ出かけたときに、中国や台湾では翡翠が欲しくて結構いいお値段で購入されます。

東南アジアではルビーやエメラルド、インペリアルトパーズなんて吹っかけられて大散財をされています。

ところが石はそれらしきものであったり、あるいはかなり格下の石で、枠は本物の金ではないのです。

K18よりもっと金の含有量の低いK13やK9のときもありますが、真鍮製もよくあります。

こうなると質屋に持ち込まれても買い取り価格はでません。

本真珠は本物でもシルバー枠ではお値段付かないのです。
ダイヤだと思われていても、ジルコンでシルバー枠ではね。

悲しいかな、当店での店頭販売で一律1,000円です。
少し石が大きめなら、イミテーションであってもこのお値段なら動きます。