うちのすでに成人した子供たちは、守口第4中学が創立40周年を迎えた頃に中1と中3でした。
当時の教頭先生が今の第14代目の校長先生です。
久しぶりに公立中学の周年セレモニーに参加して、ずいぶんエンターテイメントに気配れた式典にちょっと驚きました。
昔は延々と来賓の挨拶とかをうんざりして聞いていたように思います。
朝10時から学校の体育館で在学生と一緒に式典です。
そこそこの挨拶終了後、現役の中学吹奏楽部が演奏を聞かせてくれました。
「ツァラトゥストラかく語りき」から始まりました。
続いて曲名は忘れたけど、ちゃんとしたクラシック、続いてのサンバでは手拍子を求められ、マンボでは掛け声をここでかけてくれと言われたり。
演奏力はまだまだ至らないかもしれないけれど、各楽器のパートでスポット当たったら、堂々とこなして拍手をもらい、見事に20分ほどの時間を楽しませてくれました。
彼らを見ていると、中学生のいじめが存在するなんてウソのようです。
今回の記念品は50年の歴史をまとめたDVDでした。
式典の途中で吹奏楽が準備を整える間に、このDVDが映写されました。
こうした構成がよくできていて、準備された先生方のご努力がしのばれました。
最初の画像は、駅前のホテルに会場を移して行われた2部の祝賀会、冒頭のワンシーンです。
現役の若い先生方が和太鼓を披露してくださいました。
かなり練習されたものと思います。迫力ありました。
立食ではなくちゃんとテーブル席で、食事をいただいて飲み放題でよかったです。
娘が小学校2年のときの担任が小学校校長になられている先生とお話できる時間がありました。
最近大変でしょうから始まって、聞くところによると、「ママメール」なるものに戦々恐々とされているそうです。
昔は連絡網というのがあって、保護者の連絡は電話連絡で回しました。
今は個人情報がうるさいですから、連絡網の名簿は配布されないことが多いことでしょう。
しかしこれだけ携帯メールが普及すると、何かでムカついた母親は、いとも簡単にメールに書いて他の保護者に送信します。
そうしたメールはあっという間に転送されていくそうです。
携帯電話の普及は、こんなところにも大きな変化を生んでいました。
一人の父兄のちょとした感情の軋轢が、よく吟味され議論されることもなく、一つの情報として一人歩きしていくのです。
こわいですね。
学級崩壊やいじめ問題など、もちろん担任の対応のまずさもあるでしょうが、簡易なコミュニケーションツールによって、なだれのごとく進行していくところもあるのでしょうね。
先生方のご苦労お察しします。