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エルニーニョの影響

2007年02月03日 01時00分00秒 | 株式
<土曜は株のおはなし>

 米国は異常な暖冬で2007年1月6日には、ニューヨークで気温が22.2℃を記録し、これは統計が残る1800年代後半以降の最高気温とのことで、この原因としてエルニーニョの発生が指摘されています。

 エルニーニョとは、太平洋赤道域の中央部から南米ペルー沿岸にかけての広い海域で、海面水温が平年に比べて高くなる現象のことで、北米・日本等で暖冬、オーストラリア・インドネシア等は干ばつになる傾向があります。

 エルニーニョ発生と原油価格動向には明確な相関があり、1987年以降を見ても、その傾向は顕著とのことです。気温が冬で20℃となれば、暖房需要が減退するのは当たり前で、2006年12月の北米東部のヒーティングオイル消費量は平年比でマイナス40%との報道もあるようです。

 この原油価格の下落に伴う影響は以下のように考えられるようです。

(1)エルニーニョ発生に伴う原油価格の急落→商品ファンドの損失膨張
(2)ロスカット(損切り)の発動
(3)損失補填のため急騰が目立った新興国の株および日本株売却


つまり、原油価格の急落に伴い、短期的にはヘッジファンドの損失補てんのための日本株売却による日本株下落に注意が必要なようです。

 ただし、中長期的には、原油価格下落に伴い、日本経済・企業業績にはプラスになると思います。一時的な買い場が生じ、チャンスかもしれません。

週刊ダイヤモンド(2007.1.27)p24から引用しました。


株のお話しまとめ(2006年)

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<今日の独り言>
 数年ぶりに画廊をやっている親戚のおじさんに会いました。世界では、最近日本が自動車や携帯電話等のハイテクやアニメなどで注目され、その背景にはすばらしい文化があるのではないかと考えられ、日本の無名だった画家等の評価がうなぎのぼりとのことです。世界で、無名だった画家等が評価されるというのはうれしいですねぇ^_^)

コメント
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