喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

風神雷神図

2008-01-12 | 京都 旅

中学生か高校生の時習って、
「風神雷神図」は俵屋宗達という名前と共に、
脳裏に焼きついて、記憶に残る画の一つです。
先週の日曜日、お茶に縁の地を訪ねて、
京都、建仁寺でその画に再開しました。
本物は京都国立博物館に寄託されているため
レプリカですが・・・・









すごい形相。

法堂(はっとう)の天井には創建800年を記念して、
平成十四年に、小泉淳作画伯によって描かれた双龍図。









縦15.7メートル、横11.4メートル。
畳108畳の大きさだそうです。










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茶祖栄西

2008-01-12 | お茶関係

前に紹介した六波羅蜜寺から歩いてすぐの、
京都最古の禅寺、建仁寺の開山が栄西です。
一般には「えいさい」と読まれているけど、
寺の伝えでは「ようさい」と読むのだそうです。
遣唐使が廃止(894年)となり、国内の戦乱もあり、
喫茶の風習が衰退していった。
このような状況の中、
栄西が1191年、宋から持ち帰った茶の種を
九州の背振山に蒔いたり、
栂尾の明恵上人にお茶の種を贈ったり、
「喫茶養生記」を著し、茶の効用や作法など喫茶法を普及し、
お茶の栽培や茶を喫すことを奨励したことで
喫茶の風習を再び広げるきっかけをつくりました。
そこで栄西は『茶祖』と言われています。

建仁寺の境内にはお茶の木がたくさんありました。
茶碑も建っていました。



四月二十日には茶祖栄西を偲んで、
「建仁寺茶礼」が行われるのだそうです。
これは寺の方丈に集まった客に
僧から抹茶の入った台付きの天目茶碗と菓子が配られ、
続いて、注ぎ口に茶筅がはめてある浄瓶を左手に持った僧が、
客の前に立ち、右手で茶筅を取り、
客が差し出した茶碗に湯を注ぎ、
右手の茶筅で点茶し客にお茶を供するというもの。

誰でも参加できるのかな?
仕事が休みだったら行ってみたいな・・・・・

建仁寺は俵屋宗達の風神雷神でも有名。
自由に写真撮影OKでした・・・・・・・・何て心の広い!!
と思ったら、レプリカでした。
法堂の天井には平成十四年に
創建800年を記念して描かれた「双龍図」。
いずれも見応えがありました。
この二つの画は後ほど紹介しますね。お楽しみに・・・・




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