先週の日曜日、お茶に縁の地を訪ね京都を旅する。
京都駅で一日バス券(500円)を買って、
206系統、五条坂で下車し、まず清水寺へ。
清水の舞台からもやのかかった京都タワーを望む
舞台を見上げる
舞台を支えている木組み、すごい!
音羽の滝
茶屋で一服
清水道をまっすぐ下り、バス通りを横切り、六波羅蜜寺へ。
途中、小野篁が亡くなった母に会うため、
冥土の行き来に使ったという井戸のある六道珍皇寺に寄る。
「篁冥土通いの井戸」
井戸は何処にあるのかと探したら、
本堂横の木戸の格子の隙間から見える庭にあった。
格子の隙間からしか見られないなんて、
そばに寄ると冥界に吸い込まれる?・・・・・くわばらくわばら。
門前に石碑
「六道の辻」とは現世とあの世の境を言い、
実際はもう少し西側に位置する辻で、
そこにも石碑が建っています。
この辻を左に直ぐ行くと六波羅蜜寺。
昔この辺りは「とりのべ」と言われ、
亡くなった人を送る地、
僧侶が亡者の霊魂に引導を渡す、野辺送りの地で、
冥土への入り口にあたる辻が六道の辻だったのだそうだ。
六道とは、生前の善悪の行いによって導かれる冥界で、
天上・人間・修羅・鬼畜・餓鬼・地獄のこと。
小野篁は昼間は宮廷に使え、
夜は珍皇寺の井戸から地獄に通い、閻魔大王に仕え、
裁きを手伝ったと言う奇妙な伝説が残る人物。
何だか、ミステリアスな奇妙な地。
隣町春日井市の松河戸が生誕地と言われている
書道の大家小野道風や小野小町は一説には篁の孫だと。
六波羅蜜寺から六道の辻まで戻り、
「幽霊子育飴」の看板を左に、
直ぐの薬局を左に曲がると突き当りがもう建仁寺の境内。
途中、民家の玄関先にミニ美術館。
まだまだ、沢山ありましたが、キャンバスは何だと思いますか?
これらみなレンガに描かれているんです。
一つ頂いて帰りたいぐらいでした。
天上に双龍図のある建仁寺法堂(はっとう)
御所を望む楼閣「望闕楼」
建仁寺から東大路通りに出て
八坂神社まで歩き、そこからバスに乗って、平安神宮へ。
「六盛」で腹ごしらえして、
平安神宮を背にして
参門のそばの露店で
平安神宮の近くには
お漬物で有名な「大安」の本店があり、
こんなに買いました。
トイレに寄った、京都駅のホテルのショップで
混んでるかなと思ったら、意外に京都は空いてた。
京都へはお正月三が日を外して来るのがいいかな。