名古屋城本丸御殿復元工事を間近に控えて、
名古屋城の天守閣2階で、
桜にまつわる江戸時代からの美術品の
特別展「城の春 さくらの美術」が開催されています。
今シーズン、止めの桜と、観に行きました。
天守閣に登るのは26年ぶり。
結婚した年に、友達や両親を案内して以来だと思う。
花見に興ずる人々を描いた障壁画や、
実際の花見に用いられた弁当箱や徳利。
桜が彫られた櫛や鍔。
桜狂と呼ばれる、生涯をかけて桜だけを描いた
三熊思孝や広瀬花隠、織田瑟々(しつしつ)らの桜図。
初めて聞く名前です。
今回たくさんの桜を見てきて、桜に狂う気持ちが良くわかる。
描かれた桜も、違った趣があっていい。
散り果てた桜なのに、
城内のなごりの桜
あまりにも、ピンクがきれいで、拾って帰り、押し花にしました。
名古屋ボストン美術館で《クロード・モネの世界》が開催されています。
隣接する、ホテルグランコート名古屋の30階「スターゲート」で
モネの作品をイメージしたボストンランチがいただけるというので、
前日、予約して出かけました。
予約なしでもOKのようですが、
予約すると優先して、窓側の席に座れるようです。
30階からの展望はなかなかのものですよ。
左の「ジヴェルニーの草地」をイメージして
オードブル
魚介3種のほうれん草クレープ包み
まん中の「睡蓮」をイメージして
メイン料理
仔牛ロース肉のソテーフランス産チーズのせ紅芋飾り
右の「アルジャントゥイユの画家の庭のカミーユ・モネと子供」
をイメージして
デザート
マダムモネ風フロマージュとミルティーエグラスヴァーニュ添え
ボストンランチをいただくのは2回目。
1回目は「レンブラント」の作品をイメージしたお料理でした。
昨年の9月16日に記事を書いてます。
「スターゲイト」の白川貴啓シェフ、
作品を見て、イメージを膨らませ、
試行錯誤で工夫されているのでしょうね。
お料理も芸術ですね。
ボストンランチを注文すると、
名古屋ボストン美術館の優待券がいただけます。
食べたばかりのお料理の絵の本物を観てきました。