喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

早矢仕有的

2008-05-08 | 食べ物・飲み物

ハヤシライスの生みの親をご存知ですか?

今日、丸善名古屋栄店4階ギャラリーに
いせひでこさんの原画展を見に行って、
同じフロアーにある、カフェ グラシューに、お茶しに入ったら、
メニューのポスターに、
「ハヤシライスは、ハヤシライスの生みの親と称される
早矢仕有的(1837~1901、
わが国ではじめての株式会社丸善を創設)の
エピソードに基づき明治の香りを今日にとどめる洋食の
味作りを現在に求めました。
文明開化の味と香りのするノスタルジーの旋律を
タイムトラベルのようにお楽しみ下さい」と
ハヤシライスの宣伝が書いてありました。

丸善の創業者、医者でもあったようですが、
早矢仕有的(はやしゆうてき)さん、友人が来訪すると、
当時まだ珍しい肉と野菜を煮込み、
ライスにかけてもてなすのが常だったとか。
この料理を友人たちは‘早矢仕ライス’と言い、
やがて「ハヤシライス」として、
レストランのメニューに載るまでになったのだとか。

残念ながら、昼食は済ませて出かけたので、
ハヤシライスは食べられませんでしたが、
文明開化の味と香り?ノスタルジーの旋律?・・・・どんなん

是非、一度、カフェ グラシューの
文明開化の味と香りのするノスタルジーの旋律の
ハヤシライスを食べてみたいものです。



 

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絵本「ルリユールおじさん」

2008-05-08 | 徒然日記

「この絵本が好き!」で2007年版国内絵本第1位となった
いせひでこさん作の絵本。



いせさんがパリに滞在中、
たまたま通りかかった工房をウィンドーごしに見た際、
ルリユールの仕事ぶりにくぎ付けになったのだそうです。

製本、装丁の工程を手作業で行う職人を
「ルリユール」というのだそうです。

工房に招き入れてくれたのが、この本に出てくる
ルリユールおじさんことアンドレさん(80歳)。ルリユール歴60年。
革、糸、紙類にまみれる工房で、
数百年前の本を修理する手仕事に見入って、
スケッチのために5回も渡仏。
アパートを借りて、六十に及ぶ工程をスケッチされたのだそうです。
そして生まれた絵本が「ルリユールおじさん」です。

粗筋は
〈主人公の女の子ソフィーは
大好きだった植物図鑑が傷み、途方に暮れていた。
本を持ってあてもなく歩くうちルリユールおじさんを知る。
持ち込んだ図鑑をソフィーの目の前で分解、ページを糸縫い、
背表紙をのりづけし、
ソフィーの名前を冠した表紙で図鑑をよみがえらせてくれた。
おじさんが直してくれた図鑑はいくら読んでも傷むことがなく、
やがてソフィーは植物学者になる。
おじさんは少女に未来をもプレゼントした。〉

素敵なストーリーではありませんか!この絵本買いました。

この絵本の原画展を
丸善名古屋栄店4階ギャラリーで見てきました。

とても繊細ないせさんの色使いや描写に惹き付けられました。

昨年秋、パリでもこの原画展が開催され、連日盛況だったそうです。
その時の開催実行委員の代表が柳田邦男さん。

その他に買った本

本の帯の文句
「旅に出よう。風景の中で、ゆっくりと見つかるものが、きっとあるから」




本の帯の文句
「絵描きの家にもらわれてきた小さな生きもの、
その名も「ぶう」。すてきにかわいくへんなやつ・・・・。」


本の帯の文句
「98通におよぶ未公開書簡を駆使し、弟テオの生涯に光を当てた
初めての伝記。これまでのゴッホの神話が、いま塗り替えられる!」
伊勢京子さんとの共訳。姉妹?
伊勢英子さん、絵本を描かれるときは
お名前、平仮名を使われるようですが・・・・翻訳もされるんですね。









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芍薬

2008-05-08 | ガーデニング・家庭菜園

我が家の芍薬、今年はたくさん蕾をつける!


後方の濃いピンクは原種の一重の芍薬

学名をpaeonia lactiflora
paeonia(パエオニアあるいはペオニア)は
オリンポスの山から取ってきた芍薬の根によって、
黄泉の国王プルートーの傷を治したという、
ギリシャ神話の‘医の神’「paeon」の名に由来するのだそうです。

漢方薬として芍薬は鎮痛、鎮痙、冷え症、婦人病など
薬効がいろいろあるようです。

美人の姿を形容する言葉として、
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
私には、無縁ですが・・・・
今の世の中こんな人、いますか?
未だ過って出合ったことが無い。

一斉に蕾が開くと、きれいだろうな~。


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