喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

油山寺

2017-04-09 | 静岡県の寺・神社・仏像

明日までなので、青春18きっぷを使って、
油山寺のご本尊の御開帳に行ってきた。




山門は元掛川城大手門で万冶2年(1659年)井伊直好公が建立。
明治6年、城主太田備中守が眼病全快のお礼として
寄進、移築されたものだそう。



ご本尊、ここより250段の山頂の本堂にあるため、
だれでも参拝できるように、御開帳の期間、
この宝生殿に安置されている。



世界一長い数珠があり、3年に一度、長い数珠を大人数で回して
願いを込める「大念珠祭」というのがあり、
今年その年で、ご開帳と合せて盛大に行われたよう。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170404-00000026-at_s-l22






るりの滝


滝堂


滝堂の天井画



建久元年(1190年)源頼朝が眼病全快のお礼に建立。
滋賀県の長命寺、京都府の宝積寺の塔とともに
『桃山時代の三名塔』と言われているのだそう。


本堂



749年、孝謙天皇が眼病のみぎり、
油山寺の薬師如来に祈願し、
るりの滝水を加持祈祷し、その霊水で眼を洗われたところ、
全快されたということから、
目の守護、眼病平癒、また、心眼を開いてくれる仏様でもあるそう。

25日特大号のクロワッサンが
たまたま40周年特別企画で、
“仏をたずね京都・奈良へ。”と言うテーマだった。
その中で、東寺の総務部長の三浦文良さんが、
「堂のなかには長い間の人々の祈りが染み込んでいる。
祈りとは自分の心との対話。
仏像に会うことは、自分と出会うこと。
曼荼羅の中心は宇宙の中心。
それは自分の中心でもある。
自分の中にいるのはやさしい菩薩さまかもしれないし、
逞しい帝釈天さまかもしれない、
もしかしたら明王に踏まれている天邪鬼かもしれない。
ここに来た人が、それぞれの見方で感じていただければいい」と。
また、
「仏教は仏さまが説いた教えであると同時に、仏になるための教え。
このお堂のなかで、自分の中に仏性=仏さまの種があるということに
気づくことができたら空海さんも本望でしょうね」と。

『仏さまの種があるということに気づく』?????

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日本一大きな

2017-04-09 | 静岡県の寺・神社・仏像



何故、ここに、栄西禅師の像?

静岡県袋井市の油山寺の山門くぐって、
すぐ左に、



像への参道がある。





1191年に栄西禅師がお茶の種を中国から持ち帰り、
袋井は室町時代にお茶が栽培されていたという記述があるそう。
静岡でも一番古い?

ここに栄西禅師の像があるのも
そのことも関係しているのかな・・・・・

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