新茶をタップリ使ったお饅頭と新茶で一服。
快慶は銘の記された作品が多く、
45件ほどが確証ある遺品とされているそうで、
今回、その約八割の37件がそろったそう。
現存する最も古いものはボストン美術館蔵の1189年作の
この弥勒菩薩立像だそう。
元は興福寺の所蔵だったようだけど、
どういう経緯でアメリカへ渡ったんだろうね。
また、最晩年(1221年)の作品は
今回、展示はされていなかったのだけど、
高野山の光台院蔵の
この阿弥陀三尊像。
快慶の没年は明らかではないのだそうだけど、
京都府城南市の極楽寺の
快慶の弟子行快作の阿弥陀如来立像の胎内から発見された文章に、
嘉禄3年(1227年)の年紀とともに
「過去法眼快慶」の文言があったそうで、
この時点で快慶が故人であったことがわかったそう。
快慶さんの仏像のお顔、
端整で、惚れ惚れ。魅了される。