先月の初め、快慶展を観に行った時、
特別開扉していた北円堂は見て来たばかり。
昨年の巡礼の時、
三重塔と五重塔(どちらも国宝)の
同時開扉(同時はこの時が初めて)をしていて、
三重塔だけは拝観してきた。
三重塔と五重塔を共に有しているのは興福寺だけだそう。
興福寺は天智8年(669年)、藤原鎌足の病気平癒を願い
妻の鏡女王が山階寺を建立したのが始まり。
藤原不比等が平城遷都にともない寺を移転し、
興福寺と改名されたのだそう。
その境内にある、
西国第九番所の南円堂。
八角円堂で、八角は観音菩薩の浄土、
補陀落山の山の形に由来するのだそう。
名 称 興福寺 南円堂(西国三十三所弟9番)
山 号 なし(飛鳥・天平時代に建立された ※ 南都七大寺には、
山号がないのだそう・・・・・・なぜだろう?)
宗 派 法相宗
本 尊 不空羂索観世音菩薩(国宝 康慶作)
創 年 813年(弘仁4年平安時代)
開 基 藤原冬嗣(父親の追善供養のため建立)
所在地 奈良市
拝観日 H29(2017)6.16
興福寺の伽藍の中でも最も重要で中心になる、
中金堂が再建中で、来年落慶予定だそう。
是非、見に行きたいと思っている。
※南都七大寺とは
東大寺・大安寺・西大寺・興福寺・法隆寺・薬師寺・元興寺