七年で、10万キロ。
よく走ったもんだ!
この登廊(のぼりろう)、平安時代の1039年に
春日大社の社司中臣信清が子の病気平癒のお礼に造ったもので、
下・中廊は明治27年に再建。
また、登廊周辺はボタンが植えてあり、春には大輪の花が咲き誇り、
ボタンの寺として名高い。
ホームページより
本堂は国宝で、1650年に徳川家光より寄進され、
初瀬山の中腹の断崖絶壁に懸造り(舞台造)で造られている。
ホームページより
特別拝観期間だったので、
11m余りある大きなご本尊の十一面観世音菩薩像の足元まで行けて、
拝観することができて、ラッキー!
名 称 長谷寺(西国三十三所第9番)
山 号 豊山(ぶざん)
宗 派 真言宗豊山派(総本山)
本 尊 十一面観世音菩薩(10m18cm)
創 年 686年(朱鳥元年飛鳥時代)
開 基 徳道上人(道明上人が天武天皇の病気平癒を祈願し、
銅版法華説相図を安置したのが始まり)
所在地 奈良県桜井市初瀬
拝観日 H29(2017)6.16
長谷寺は万葉集に「隠国(こもりく)の泊瀬(はつせ)山」と詠まれ、
また、古今集や源氏物語など多くの古典に登場しているのだそう。
「隠国」は泊瀬山にかかる枕詞。
『隠国の 初瀬の山の 山の際(ま)に いさよふ雲は 妹にかもあらむ』
この歌は妻を泊瀬山に火葬した時、柿本朝臣人麻呂が詠んだ歌だそう。
意味は
「瀬の山々のあたりにいつまでも去りやらずにいる雲は
あれは妹のかわった 姿でもあろうか」
奥さんを亡くされた海老蔵さんの心境や
亡くなった麻央さんのさりがたい思いに重なるなぁ・・・・・・・・・。