去年は9月に、大門坂の熊野古道を30~40分歩いて、
第一番 那智山 青岸渡寺へ。
そして飛瀧神社の御神体が、
那智の滝。
山門の正面は仁王様で、裏は狛犬。
那智山は古くから神と仏がともに宿ると考えられてきた
神仏習合の霊地。
平安時代末期から鎌倉時代にかけて、
「蟻の熊野詣」といわれ、老若男女、貴賎の区別なく
盛んに熊野詣が行われ、
そのお参りをするために歩いたのが熊野古道だそう。
青岸渡寺と熊野那智大社は隣り合わせ。
天正9年(1581)、織田信長の兵火で全山が炎上し、
豊臣秀吉によって、本堂は天正18年(1590)に再建され、
日本風景街道熊野より拝借
これ、お寺にあるおなじみの、鰐口というらしいが、
これも、秀吉の寄進らしい。
重さ450kg、直径1.35mで日本一の大きさだそう。
御影
御詠歌
散華
名 称 青岸渡寺(西国三十三所第1番)
山 号 那智山
宗 派 天台宗
本 尊 如意輪観世音菩薩(2月3日と4月第2日曜)
創 年 仁徳天皇御代(313~399年)
開 基 裸形上人
所在地 和歌山県那智勝浦町
巡礼日 H29(2017)7.23