作風から快慶作の可能性が高いとされる
仏像に会いに行って来た。
その像は、
この野間大坊客殿(知多四国の第51番礼所)に、
ホームページより拝借
親鸞上人の師である法然上人の入滅に際して、
供養のために作ったのだそう。
入滅が1212年で、快慶の作品が
右肩を覆う覆肩衣にたるみを作って袈裟にたくし込む
といった衣紋の変化が現れた時期で、
この阿弥陀如来立像にもそれ(○内)がある。
しかし、快慶の作品、銘記されているものが多いのに、
これは、なぜ銘記しなかったんだろう・・・・・・・・・。
ところで、客殿の本尊は伊豆に流された頼朝の念持仏の
開運延命地蔵尊(定朝作)で秘仏だそう。
同じ敷地内に第50番礼所の大御堂寺があり、
源義朝のお墓があって、
「我に小太刀の1本でもあればむざむざ討たれはせん」
と家臣の謀反により殺された義朝の霊を弔って、
小太刀が奉納されているのだそう。
来年は知多四国、開創210年なのだそう。
来年は、是非、知多四国を。
駐車場からの入り口。
こんな土塀も最近では珍しい。