ゼミで防災のことを卒業研究でやってる学生が、
K先生のところにやってきて、
昨年7月の大雨で倒れた大杉の話になり
見に行こうということになったらしく、
私の研究室に電話がかかってきた。
私も一度見たかったので、
即、学生連れて、3人で見に行った。
意外に根が浅いというか短い。
こんなんでよく幹周11m・樹高約60mの巨木を支えていたもんだと、
家屋の屋根や軒下を破損、電柱をなぎ倒したりしたようだが、
人的被害はなかったと。
「絶妙な倒れ具合に涙がにじむ思い。
きっとこのご神木は、大切にしてくれた地元の皆さんに
最大限の感謝をもって倒れ、
そしてなにかを伝えようとしたことでしょう」
といった記事が載っていた。
小さな神社で、すぐ両脇は民家。
少しずれていたら、家を押しつぶして、
人的被害が出ていたと思った。
神木の意志が働いて、守ってくれたんだと
私もそう思った。
「甚大な被害を伴う自然災害は
総じて人災の側面を併せ持つ」そうだ。
倒木の原因いろいろ言われているようだけど、
備えあれば憂いなし。
しかし、我が家、
「おきたらおきたときのこと」と、
何一つ備えていない。
学生にな~んも指導できん。(;´Д`)
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