加子母にある明治座に一度行ってみたいと、
ホームページをひらいたら
このチラシが。
友だちが教えてくれた中津川の
日本料理のお店でランチして
コンサートへと思って
前もって予約の電話をしたのだけど、
満席だった。
明治27年にできた木造の芝居小屋で、
時々、地歌舞伎が上演される。
この東濃地方は地歌舞伎が日本一盛んな地域で
あちこちに芝居小屋がある。
真っ青!!
蟇妖術瀧夜叉姫(筑波山岩屋の場)
河合町地歌舞伎公演
留学生も熱演
白波五人男
さて、コンサート。
第1回は1998年で、
毎年6月に開催されているコンサートらしく、
昨年、22回がコロナで中止になり、
その年の11月にワンコインコンサートが開催されたようだ。
今年もコロナで中止になり、
急きょ、特別公演という形で
開催の運びとなったらしい。
21回という歴史があり、
流れを止めたくないという思いもあったようだ。
上野由恵さんのフルートがすごかった。
細川俊夫さんが作曲された「線Ⅰ」という曲を
独奏されたのだけど、
えっ、これがフルートの曲!?、フルートの音!?と
私が思っていたフルートの印象が
180度くつがえった。
また、楽器の説明もされて、
フルートは木管楽器で
昔は木で作られていたのだそう・・・木のイメージないけどね。
大きくは頭部管とその下(胸部管・足部管)に分解され、
下の主管は日本製が一番いいと。
管が分かれていることも初めて知った。
目を閉じて聴くと尺八のようだ。
ご本人がTwitterで
「この曲は、毛筆で書く線を
音で表現するという試みで作られており、
極限までに高められた集中・精神力で己に向き合うという
日本的な美意識を強く感じる作品です。」
と書いておられる。
さっそく、ネットでCD買った。(*´ω`*)
「明治座クラシックコンサート」、全く知らなかった。
明治座のホームページで
毎年6月のコンサート要チェックだ。
帰りが遅くなるから
どこかで1泊しようよと夫に行ったら
あっさり断られた。