お山は連日のどんより天気です。
薪割り向きの天気で、できれば今週いっぱいこんな天気だと助かりまする。
そう、まだ薪割りが終わっておりませんのです。
この冬に焚く薪ではないので、いいのですがね。
さて、
「サプライズ人事で政権浮揚」を狙ったはずの「内閣改造」もどきの「補充人事」は、さっぱり誰も知らん「林」さん二人の入閣で終わりだそうだ。
人事もできない総理では、こりゃ解散もできないってことになりそうだ。
なもんだから、読売の見出しも「都議選直後 最後のチャンス 解散できるか」だ。
いやはや。
で、東国原知事の入閣もおじゃんになった。
だけども東国原知事は、国政への強い意欲を示しておるそうな。
「今を逃すと、またチャンスが来ると確約できない」そうだ。
おぢにはよく分かりませんです。
というのも、今度の選挙で自民党が下野すれば、総理大臣の目はまるでないわけで、おまけに民主党政権が8年続く可能性も高いといわれており、そうなりゃ8年間の野党暮らしが決定じゃ。
自民党の最低8年下野説には根拠がある。
現在の自民党には、全体の3分の1にも及ぶ世襲議員がおって、これが次の選挙でかなりの割合で落選する。
落選した世襲議員も、かろうじて残った世襲議員も、厳しい選挙の現実を知らんお坊ちゃんゆえ、その次の選挙でも落選の危機じゃ。
ってことで、自民党が、党として存在しておったとしても、4年後の選挙かなり厳しいことになっておる。
なにせ、お坊ちゃんが3分の1、加えて野党なのじゃ。
東国原さんは、民主党政権が「細川政権」のように、短命に終わって、だからこそ「いける!!」と踏んでおるのでしょうかね。
その可能性もあるにはあるけれど、どうじゃろか?
ってことで、東国原さんが総理大臣や自治大臣になる可能性はかなり低いことになっておる。
小泉あんちゃんは、とんでもないお方ではありましたが、独特の政治感覚、政治センスというものがありましたです。
おかげで自民党を大勝利に導き、自民党をぶっ壊すことにも成功いたしました。
そういうセンスってものが、ないようじゃねぇ、東国原さんには。
ホントに政治を変えるなら、選挙後にそんときの政権与党に擦り寄るのが正しいと思うけどねぇ。
いまこのドロ舟・自民党に擦り寄るってとこに、政治感覚のなさを感じちゃう。
ただ、そりゃ自民党次第ですけど、東国原さんを総裁に推し立てて選挙を戦うってこともないわけじゃない。
そうなりゃ東国原さん、してやったり!!ってことだけど、そんなのあるのかなぁ?
大混乱、大迷走のニッポン丸、行く手は大波ばかり。
沈没かぁ?ってそりゃ自民党のことじゃね。
小泉あんちゃん、過日、反麻生の会合で「民主主義だから下野することもある」はまことにごもっともな発言じゃ。
この人が、まともなことをいうのを初めて聞きました。
なにせ、「公約を守らないなどたいしたことではない」とのたまったお方だもんねぇ。
感慨深いのぉ…