過日書いた通り、東京電力福島第一原発からは、放射性物質を含んだ汚染水がダダ漏れだったと明らかになったです。
その量、なんと1日300トンだそうな。とんでもない量でござる。
コの字型の防水壁は、深さ1・8メートルのところから下に伸びておって、現在の水位は地下1メートルと東電は申しておった。
誰が見ても汚染水はダダ漏れだと、おぢが指摘したのは今月2日のことじゃ。
だけどいまも1日300トンの水漏れについて東電は「関知していない」とか申しておる。
税金投入で事態の解決を図るため、知ってて、知らんぷりしたのかね?
コの字型の防水壁ではどうみても、山側から流れてくる地下水を防ぐことなどできませぬ。
だから施設全体を取り囲むように壁を設けなきゃダメだと、京都大学の小出裕章さんが指摘しておった。
でもって、ようやく「原発施設を取り囲むように土を凍らせて地下水が流入するのを防ぐ。」ことにしたのだそうな。
そしてその費用が数百億円かかるから、東電では賄いきれないので税金投入だそうな。
確かに無能な東電ではどもこもならんところまで事態は深刻化しております。
だからって、簡単に我々の税金を投入して委員会???
その前に、とにもかくにも「責任の所在を明らかにしなさい」って話だ!!
つまりは「東電を破綻処理せよ」ってことでござる。株主、金融機関にはしっかり責任を取ってもらい、それから税金投入するのが資本主義の常識、世間の筋ってもんだ。
このままずるずる生かさず、殺さず状態のまま、当事者能力のない東電を放置しておいて、国費・税金の投入などあり得ませんです。
いいですか、東京電力は「東証第一部に上場しておる一民間企業」ですぞ。
そんなもんに税金投入するデタラメ、資本主義国家にして民主主義国家が許していいんかね???
まずは「東電の破たん処理」そして「税金投入」じゃ。何事順序ってもんがありまする。