おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

きょうから北海道は「秋」

2013年08月20日 | Weblog

 

午前6時の気温はプラス18度。ここんとこ、朝の気温はほぼ22度が続いてましたけど、今朝はそこからいきなり4度も低いのです。

いつものように1階の窓は開け放って、2階で寝おったのですが、朝方寒くて目が覚めました。

枕にしておるアイスノンも、深夜のうちに寝ぼけ眼でフツーの枕に取り替えておりました。

ふと空を見上げてみると、なんだかウロコ雲のようでござる。

そんなこんなで、どうやら北海道は今日から秋?になりました。

とはいえ、きのうは暑くて、暑くて、日中ジャブジャブ汗をかいたです。

お盆前に手がけた床下へ向かう階段を、作り直しておったためなのです。

一度は完成したはずの階段ですが、あれこれ調整が必要で、旧友Tが東京へ帰ったので、ようやく作業を再開したのです。

階段というのは、作るには意外に難しい。

一段ごとの高さや、角度、それも限られたスペースで調整するので、なかなか面倒なのでした。

それでも半日がかりでようやくしっかり収まりました。ムリなく上り下りも出来るようになったのでした。

延々使い続けておった、アルミの階段ともおさらばでござる。

これで冬の間地下から薪を運び出す作業は、ずいぶんと楽になるのでござる。

めでたし、めでたし!!

夕方、札幌の旧友ヤマさんがやってきましたです。

なんでも小旅行中だそうで、函館で一泊し、帰り道に我が家に寄ったのでした。

数時間、うだうだ世間話などして、札幌へ戻っていきました。きょうは釧路へ向かうそうな。なんだかずいぶんと忙しい小旅行でござる。

さて、

日曜日、お隣ニセコ町で行われた「脱原発パレード」に行ってまいりました。

ここで、東京都あきる野市から保養に来ておる母親が報告をしておったです。

留寿都村に子どもと滞在しておるそうですが、東京西部にあるこの街のセシウム濃度が、福島県に近い日光あたりとあまり違わないという話をしておって、たいした驚きましたです。

そして今回の検査で、お子さんの甲状腺から嚢胞が発見され、ショックを受けたとも。

福島県はもとより、東京周辺でも、子どもの甲状腺に嚢胞が見つかるって、そうとうヤバイです。

この先数年後に、しっかり結果が出るでしょうけど、子どもたちの甲状腺ガンが急増しそうな気配でござる。

ま、そんなことにならないことを願うばかりですけど、まもなく結果は出ます。

我々高齢者にはほとんど関係ないわけですけど、この国の先行きを考えると、ちょいと怖い。

フクシマの事故以来、ニッポンは本州を中心に放射能まみれなわけだ。

これについては「たいしたことではない」「とんでもないことだ」と意見は真っ二つですが、我がニッポン国が低線量被ばくの「壮大な実験場」と化しておることだけは間違いない。

この実験結果が、いつごろどんな形で出るのか、出ないのかわかりませんが、ニッポン人がモルモットにでもなったようで、なんだか気分が悪いです。

なにせフクシマからはいまも放射線がダダ漏れ状態、これがこの先何年も続くわけですから、「低線量の長期被ばく」が人体にどう影響するか、わかりません。

宇宙飛行士が宇宙船に乗っておっても、かなりの放射線を浴びるそうですが、こちらは期間が限られておる。

この先いつまで放射線を浴び続けるか分かんない福島県や東京都とは違いまする。

しかも放射線に圧倒的に弱いのは子どもたちでござる。

フクシマのような事故、二度と起こしてもらっては困るわけですが、人間のやることに「絶対」などありません。

本州に比べれば、比較的クリーンな北海道を、このまま子々孫々に残したいと思うおぢですけど、泊原発があるわけで、どうなんだろ??? などとしみじみ思う初秋の朝でござる。