おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

このクソ暑いのに誰も「電力不足」と言わない怪現象

2013年08月14日 | Weblog

 

午前7時の気温はプラス22度。曇り空で風があり、涼しい朝でござる。

ただし、セミの声がたいそう喧しいことになっておる。

きのうから東京の旧友Tとその娘、それに娘の友人4人の計6人が、クソ暑い東京を逃げ出して来ておる。

昨夜はうまい中華の店「ニーズ」でたらふくご馳走をいただき、クーラー、エアコンのない夏の一夜を過ごしたです。

エアコンのない夜を過ごすなど、ここんところの本州では考えられんでしょうに。

きょう一日は、ヒルトンニセコビレッジにある各種アクティビティーで遊んで過ごすのだそうな。

19歳の学生とはいえ、まだお子ちゃまでござる。

ところで、四国四万十市では日本の歴史上初となる最高気温41度を記録したとか。

おなじみ熊谷市をはじめ、ニッポン国中暑さで沸き立っておる。

総務省消防庁の集計によると、この一週間に救急搬送されたのは9815人だったそうな

そのうち17人も死亡しておる。搬送者数は前週の約3.3倍に急増したとか。

そんな異常な暑さですから、エアコンをはじめとする電気の使用量、危ないことになっておるのかと思えば、「電力不足、電力危機」などと叫ぶ人が、どこにもいない。

去年おととしのあの「節電大騒ぎ」状態はどこへいったのか?

こんだけ暑いなら、経産省あたりが音頭を取って「節電、節電」と大騒ぎするはずではないのかね。

まさかとは思いますが、「節電されると困る事情」でもあるんだろか?

よくよく考えてみれば、電力各社は原発が止まっておるゆえ、空前絶後の赤字でござる。

節電なんかされたら、赤字が膨れ上がり「火に油を注ぐことになりかねん」、ってことか?

どうなんだろ? そのあたり? 

どこぞのマスコミはそこらあたりをしっかり報道してほしいけど、電力会社を相手にそんな記事を書けるのは「週刊現代」ぐらいか。

電力会社の広告費に期待するTVも新聞も、そんなこと書けるわけがないってことか?

いずれにせよ、国を挙げて大騒ぎしておったわけで、それが何一つ状況が変わったもいないのに、誰一人、「節電を叫ばない」この異常事態。

ちゃんと説明してもらおうではないかね!!

なんだか腹が立ってきたなぁ、、、