午前8時の気温はプラス18度。風もあって、雲が凄いスピードで流れておりまする。
デッキは濡れておって、昨夜も雨が降ったらしい。
涼しい朝ですけど、湿っぽい朝でもありまする。
早朝5時から仕事しておって、朝食も終わっていまブログを書いております。
ニッポン国中、あちこちで大雨だそうで、どうやらこの国は温帯から亜熱帯へ。
大阪梅田では1時間に70ミリの大雨、島根県でも1時間で87ミリとか、とんでもないことになってます。
先ほどのモーニングバードでは梅田の名称は「埋田」からきておるとか報告しておったです。
大阪梅田、その昔は「低地の田んぼ」だったかんじがいたします。
この際は、読者の皆さんもお住まいの地名をちゃんと調べてみるのも良いかもしれませぬ。
そういえば、東京の旧友宅は東京都江東区北砂とか。
かっては砂地だったことを思わせる地名ですから、地震の際の液状化なんかが心配される。
地名に水とか、谷とかつくところは、雨なんかに弱い可能性がある。
東京なら御茶ノ水、千駄ヶ谷なんか。
札幌なら菊水、大谷地なんかです。
この際は、図書館などにある昔の地図などをたよりに、お住まいの地名を再確認することも大事です。
ニッポン国を取り巻く気象は、昔とすっかり様変わりしておるのでござる。
写真はおとといニセコ町のユースホステルで太鼓をたたく外国人。
ご当地人気の太鼓集団「鼓流」に参加しておるのです。ニッポンの太鼓も国際的になってきたものです。
さて、
先週末、北海道電力がいつものように電気の検針をしていきましたです。
その際に「あなたのでんき」という小冊子をこれまたいつものように請求書とともに置いていきましたです。
これには契約メニュー別の「値上げ影響額」というのが載っておって、我が家は1か月あたり300円前後の値上げとなるらしいです。
年間にして4000円前後の値上げということ。
可哀想なのは「オール電化」じゃ。なんと年間で45,000円の値上げだそうな。
酷いことになってます。北電や住宅雑誌の口車に乗ってオール電化にしたお方には、まことにご愁傷さまでござる。
電気も暖房も温水もすべて電気という、オール電化なんぞは、一旦停電が長期化したなら、冬なら凍え死ぬ可能性もありまする。
危機管理の観点からみるなら、自宅のエネルギーはあれこれ分散しておくのが正しいです。
で、話は戻って「あなたのでんき」ですが表紙は「数字で発見ほくでんアレ!コレ!」。
これには昨年度ほくでんの火力発電所で使用した石油が、約228万キロリットルで、小学校の25メートルプール約6300杯分になるとしております。
北電はトンでもない量の石油を使っておったのです。
だから「電気代を値上げする」とでも言いたげです。
だけど、過日も「電気は足りている」で書きましたけど、石狩商工会議所会頭が指摘した通り「北電のエネルギー活用はまことにバランスが悪い」のです。
原発と石油に偏っておるのです。
比較すれば安いLNGなんか使っていないのです。
プール6300杯分の石油っていわれても、ほかの安い燃料を使う努力をしてこなかったのは北電の方だろうと、愚痴も一つも言いたくなるのでした。
また「とまりレポート」というのが見開きにあって、「福島第一原発事故を踏まえた対応について」と書かれておる。
水密扉を付けたとか、緊急対策所をもうけたとか放水砲を配備したとか書いてます。
だけど、原子炉格納容器フィルタベントは5年間猶予されてるから、まだない。
新潟県の柏崎刈羽原発ではそのベントが格納容器から離れた場所につくると東電が言っておって新潟県知事と揉めておる。
原子炉建屋とベントで沈下の度合いが違ったら、配管が壊れて放射性物質はダダ漏れ。
新潟県知事が正しいのでござる。
そこんとこ、泊原発のフィルタベントは、どこにどう設置するのか、ここにはさっぱり書いておらん。
さらには、免震重要棟も5年間の猶予となっており、その間に過酷事故でも起きたらどう対応するんだろ? と不安にもなりまする。
また、可搬型注水ポンプ車を8台、可搬型送水ポンプ車15台を配備したという。
だけど、実際に原子炉に水を入れてみたのかね???
実際に水が入るかどうかなんて、してないのだよねぇ。したのは、たぶん「水を入れる格好だけ」でござる。
そんなことではフクシマの二の舞になりかねん。
ちゃんと原子炉に水が入るのかどうか、やってみましょうよ!! と申しておきましょう。