おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「マクロン勝利」、嫌な流れに歯どめがかかるか?

2017年05月08日 | Weblog

起き抜けに、ニャンコのトイレ掃除をし、生ごみと燃えるごみをゴミステーションに捨ててきた。

さらに、舌の苔を取ってうがいして、歯みがきし、歯間ブラシで口を掃除。

やっとEテレ朝の体操を終えたところです。

そんな午前6時40分の気温はプラス8度。

予報では、晴れのち曇りところにより雨の1日になるそうです。

きのうは、

あたり一面が「黄砂」で覆われて、なんだか薄気味の悪い1日でござった。

上の写真は午後2時過ぎのニセコアンヌプリ。

霧にでも覆われたようにボーッと霞んでおりました。

実際にはもっと茶色っぽく霞んでおった気がします。

そんな昼前、「コープさっぽろ」が5%引きというので、ハニーさんと買い物に。

キャップをかぶり、マスクをするなど黄砂対策をして出かけたのです。

そしたら、町中の民家の裏庭では、バーベキューでもしようというのか、準備をしておる家があって驚いた。

天気予報を知らんのか? あたりを見回していないのか? ゴールデンウイークなので都会から戻った家族とバーベキューすることに決めてたからか?

強い風も吹いていたので、その後この家族はどうしたのか、たいした気になった。

目の前で飛び交い、山のてっぺんが見えないほどの黄砂、これに気付かない人がおるのです。

そんなことで、当ブログではあれこれニッポン政治についても言及しておりますが、おぢは信念を持って書いておるし、今後も書き続ける所存でござる。

反骨のおぢは、ある種の使命感を持って当ブログを書いておる。ってことです

目の前の黄砂にも気が付かない皆さんがいたり、新聞やテレビのニュースもロクに理解しないまま、自民党発足以来もっとも危険な「安倍政権」をボーッと応援しておる人がいる限り、おぢはあーだこうだと書き続けることにしておる。

当ブログが気に入らんお方は、見なくてよろしいので、そこんとこはヨロピクね!!

さて、

世界が注目したフランス大統領選挙です。

マクロン氏の勝利で、なんだかんだいいつつホッといたしましたです。

イギリスのブレグジット(EU離脱)と、アメリカのトランプ政権誕生で、世界の皆さんが不安に思う中、フランスでも極右候補のルペンさんが当選するのではとたいした危惧された。

結果、マクロン氏の勝利でフランスの伝統的な「自由・平等・博愛」精神が、かろうじて守られたとおぢなんかは思うけわけ。

だけどパリの街頭インタビューをテレビで見ておったら若い女性がこう申しておりました。

今回の大統領選は「チフスかコレラかの選択」

フランス大統領選の現実を見たような気がしましたわ。

マクロン氏が優位となって、白票を投じたフランス国民も多かったのだとか。

世界の政治はヤヤコシイことになってます。

翻って我がニッポン国ですわ。

安倍総理大臣が先週、憲法を改正して2020年の施行を目指す考えを示し、具体的な改正項目として、憲法9条に自衛隊に関する条文を追加することや高等教育の無償化などを例示したそうです。

まずこういうことを総理大臣が述べること自体が憲法違反の疑いがある。

さらには2020年の東京五輪と憲法改正は全く無関係、しかもこれには自民党内にも異論がある。

右寄りといわれた中曽根康弘元総理ですら、「国民参加のもとに国民自らの手で国民総意に基づく初めての憲法をつくり上げる」と申しておる。

実際「憲法改正は、国民世論とともにある」とも申しており、安倍総理だけ独走してどうするって話でもある。

また石破茂元幹事長も、今回の安倍総理の発言には異論をはさんでおる。

安倍総理が「自衛隊を明文で書き込む」と発言したことについて、「今まで積み重ねた党内議論の中では、なかった考え方だ。自民党の議論って何だったの?」と申しておる。

「自衛隊の合憲化」を優先する意向を鮮明にした安倍総理の発言に不快感を示しておる。

岸田文雄外相も、27年10月に「当面9条自体は改正することを考えない」と発言しておる。

総理大臣の大暴走でござる。

ビックリ仰天したのは、憲法と高等教育の無償化ですわ。

高等教育の無償化が、高校の無償化を指すのか大学なのか不明ですが、これ、憲法とは全く無関係の代物だ。

高等教育の無償化は、安倍政権がいまやろうと思えばできること。

これと憲法改正を結び付けるあたりに、国民を欺こうという姿勢がミエミエで、とても嫌な感じを受けるのです。

いずれにせよ、多くの国民がボーッと安倍政権を支持しておるとニッポン国は、いつのまにかとんでもない方向に向かうような気がします。

そもそも、幼稚園児に教育勅語を暗唱させていた森友学園に思い入れておったのが安倍総理夫妻ですわ。

国の目指す方向が、園児に教育勅語を暗唱させることと同じなら、こんな復古主義は看過できないとたいした危惧するおぢなのでござる。