写真はヒラフスキー場の最上部にあるコンドホテル「スカイニセコ」などのホテル、コンドミニアム群。
午前6時です。
気温はマイナス1度で、空にはカスミがかかっておるような…
PM2.5かしらん?
きょうは日中の気温がビックリ仰天の12度まで上がるそうな。
そんなこんなのきのう、国土交通省から公示地価が公表されました。
ご当地、我が倶知安町は、住宅地と商業地での両方で今年も地価上昇率が全国一となりました。
原因は積極的な外国人の投資なのだ。
商業地で全国一の上昇率となったのは「倶知安町南1条西1の40の1」
ここは、駅前通りと国道5号の交差点付近だ。
2030年度には北海道新幹線の駅と、高速道路のインターがほぼ同時に開業する。
なので、スキー場周辺のみならず、市街地まで外国人の投資意欲が衰えない。
きのうの報道ステーションでも、元町長の不動産屋さんがご出演、あれこれ説明しておりました。
番組でも指摘しておりましたけど、「外国人のための外国人のリゾート」ですから、ご当地住民が恩恵をこうむっておるかというと、そこは怪しいわけ。
公示地価が上がるってことは固定資産税も上がるわけですから、「どうなんだ?」って話でもある。
住宅地は50%上昇した「倶知安町山田83の29」で、ここはスキー場に近い「泉郷」という人気の別荘地。
旧友歯科医も以前ここに別荘を持っておった。
売ったのは10年ほど前のことで、建ててから10年以上使用し、建設費とほぼ同額で売ったと聞いた。
ようは10年間、ただで使用したってことになる。
もっとも、そこから10年経って、いまはさらにとんでもない価格に上昇しておるわけで、末恐ろしい感じもいたします。
日経新聞電子版によると、ヒラフスキー場に昨年オープンしたコンドホテル「スカイニセコ」のペントハウスは、分譲価格が8億円だそうな。
これまでで一番高い値段のような気がします。
だけど、この冬「HANAZONOリゾート」にオープンするコンドホテルは高級ホテルとして知られるあの「パークハイアット」だ。
コンドミニアムの建設は、ニッポンでは初めてというパークハイアットですから、値段はいかほどになるんだろ???
記事には、「『投機目当て』『不動産バブル』との指摘もあるが、地元不動産業者は『元の値段が安すぎて急に伸びたように見えるだけ。フランスの最高級リゾート、クーシュベルなどと比べれば、まだまだ伸びしろがある』と話す」とある。
そんな高級リゾートにご当地はなれるんだろか?っていうのがおぢには疑問なのだ。
報ステでもご指摘のように「スカイニセコ」の1階にある居酒屋風レストランで、ラーメン1杯3000円とか、おかしいだろ???
悪いけど、「やらずぼったくり感」が凄い。
値段と味やサービスが丸きり伴っていないのがご当地の現状なのだ。
そのうち淘汰されるか知らんけど、さすがに「なんだかなぁ~」と思う、全国一の地価上昇地から遠くに住むおぢでござる。