おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

68歳ショーケン逝く…破天荒、型破りが消え去る時代かねぇ、、、

2019年03月29日 | Weblog

Eテレ朝の体操を終えた午前6時40分です。

気温はマイナス5度と冷え込んでおり、雪も深々と降ってます。

どっからどうみても、真冬の趣です。

ずんずん春が近づいてきたような気がしてましたけど、いまは遠ざかる感じでしょうか。

あす朝のご当地の予想最低気温はマイナス10度だそうな。

ヒェ~

本州のサクラの便りが到底信じられない、今日この頃の北海道ニセコでござる。

そんなこんなの今朝はいきなり訃報だ。

ショーケンこと萩原健一さんが26日に亡くなっていたことが明らかになりました。

享年68歳は今どき若い、おぢも来月には同じ68歳だからクラッとします。

デビューはいわゆるグループサウンズで人気だった「ザ・テンプターズ」のボーカルでした。

当時のおぢは洋楽ばっかでしたけど、世間ではグループサウンズが大人気。

若い女性はキャーキャー言いながらあれこれのグループを追いかけておった。

「ザ・テンプターズ」は「エメラルドの伝説」とか「神様お願い」がヒットした。

細身の長身で、ジュリーこと沢田研二さんの「ザ・タイガース」と人気を二分しておった。

グループサンズがすたれると、その後は俳優に軸足を移し、ショーケンはこれまた大成功した。

TVドラマ「傷だらけの天使」はなんといってもあのタイトルバックだ。

ヘッドフォンして水泳用のメガネを頭に付けて、トマトにむしゃぶりついて牛乳飲むというカッコよさ、アウトローで、アナーキーな姿に同年代のおぢも痺れた。

水谷豊さんの「あにき~」とすがるようなセリフ回しも忘れられない。

水谷さんもこれでブレイクした。

ドラマ「太陽にほえろ」のマカロニ刑事もいがったし、倉本聡さん脚本の「前略おふくろ様」もよかった。

東京下町の料亭を舞台に、新米の板前がショーケンだった。

室田日出男さんとか、川谷拓三さん、そしてなんとも渋い板前さん役だったのが梅宮辰夫さんだった。

母親役はあの田中絹代さんでした。

いずれにせよ、どれもニッポンのTVドラマの世界に金字塔を打ち立てた作品ばかりなのだ。

この人も大麻で逮捕されたっけねぇ、、、

そういえば去年NHKで放送された「不惑のスクラム」でもステージ4のガン患者役でラグビーを愛した男を演じておりました。

これはがんで死んじゃう役だった…

とにもかくにも、破天荒な役者人生でした。

破天荒でいえば、先日の「シェゲナベービー」内田裕也さんも同様の生き様だった。

上方芸人でいえば「やすきよ」のやっさんもアウトローだった。

型破り、破天荒、アウトローが受け入れられない時代ゆえ、次々消え去るってことでしょうか?

これまたさびしい。

しゃくし定規で、型にはまった人ばかりのつまんない時代になってきたもんだと思う、アナーキーにも、破天荒にもなれないテキトーおぢなのでした。

合掌