曇り空の朝です。
ただいま午前6時の気温はプラス3度だ。
きょうは晴れのち曇りのお天気で日中の最高気温12度の予想だ。
そんな中、
アメリカの中央銀行にあたるFRBは、市場に大量のお金を流し込む景気刺激策「量的緩和」の「規模縮小」を月内から開始することを決めたそうだ。
コロナ禍で約1年8カ月続いた「異例の金融政策」は正常化へ向かうと、読売新聞電子版は伝えております。
ちょっと待ってほしい。
米国では「異例の金融政策」が、たったの1年8カ月で正常化するという。
だけど、その異例の金融政策は我がニッポン国では延々2013年から続いているのだ。
ようするにお金をバンバン流すのが量的緩和で、我がニッポン国では「異次元の量的緩和」がもう8年続いているのです。
つまりは、景気がずーっと悪いのだ。
「異次元の量的緩和」のおかげさんで、企業は資金調達するコストが安く済む。
カネは市中に大量に出回るので、株は上がる。
ついでながら、ニッポン国は安い国にもなってしまった。
ようは円高から円安になり、インバウンドは増加したけどコロナでこれが大打撃。
「異次元の量的緩和」を継続しなきゃならん我がニッポン国の経済はどうにもおかしいことになった。
国際競争ランキングで我がニッポン国は31位に凋落。
デジタル競争ランキングでもトホホな28位。
ひとりあたりGDPランキングでもニッポンは24位。
世界の「ビックマック」ランキングでは31位の安い国だ。
この国には、「根本的な経済変革」が求められるってことだ。
そこはもう「待ったなし」だと思うけど、そんな危機感が与党にも野党にも、あるんだろか???
このまま「茹でガエル」でいいのかニッポン!!