おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

世界の流れはEV、ニッポンは「エンジン活用で連携」って、そんな呑気でいいのか?

2021年11月19日 | Weblog

午前7時です。

気温はマイナス1度。

晴れのお天気ですが、予報によると曇りのち雨か雪だそうな。

冬将軍が迫ってまいりました。

そんな中、

世界では脱炭素の流れが強まっているそうな。

なのですっかり「EV(Electric Vehicle)」電気で動く車が主流です。

アメリカの「テスラ社」は、このEVをはじめとしたクリーンエネルギー企業だそうな。

この会社の株式の時価総額は114兆円を超えた。

ニッポンを代表する大企業、トヨタの時価総額は32兆円に過ぎない。

世界の投資家は「自動車業界の未来はEVだ」と思っているからテスラの時価総額が世界一になった。

テスラが2019年に販売した車の台数はトヨタの30分の1に過ぎないというのに…

1989(平成元)年、バブルのまっただ中の時価総額世界一は我がニッポンのNTTだった。

このころはニッポン企業がなんと、世界のトップ5を独占した。

あれから幾星霜…

時代は「EV革命」だ。

残念ながら、ハイブリッドでもなく、水素エンジンの燃料電池車でもなく、電気自動車なのだ。

そんな時代にニッポンでは先日「トヨタ、マツダなど5社が脱炭素エンジン活用で連携」と新聞・テレビが伝えた。

そりゃ、我がニッポン国が、ガソリンエンジン車で世界を征したこともあったにはあった。

これを苦々しく思っていたのはアメリカや中国だ。

だからEVは「ニッポンの基幹産業潰し」の側面もある。

とはいえ、エンジンにしがみついてどうするって話でもある。

部品メーカーなど、すそ野が広いとされる自動車産業ですが、EVはかなり簡素化されすそ野は狭い。

だから「エンジン守れ」では、ニッポンはますます衰退の一途を辿る。

この際はエンジンを切り捨ててEVに特化するのが正攻法ってもんだ。

かくして自動車関連業界では人が余る。

そこは過日もモーニングショーが指摘した通り、北欧のように「人は再教育して活かす」けど、旧態然とした会社はしっかり潰すのがいい。

世界の潮流は、もうEVで待ったなし。

ニッポンの自動車業界が「世界の周回遅れ」にならんよう祈るばかりです。