もうすぐ午前8時になります。
今朝は吹雪模様のお天気で、ただいまの気温はマイナス2度。
昨夜呑み過ぎたためでしょう。
体調イマイチでござる。
そんなこんな、
23日付日経電子版は、英国のジョンソン首相が22日、新築の住宅や商業施設などの建築物に電気自動車(EV)の充電スタンドの設置を義務付ける方針を表明した、と伝えております。
2030年にガソリン車とディーゼル車の新車販売を終了させるという計画を後押しするという。
新築の建物はもちろん、10台以上の駐車スペースを抱える施設が改修工事を行う場合も対象だとか。
そんなことで英国政府は、EVの充電スタンドの普及を一気に進めております。
ジョンソン首相は「我々はグリーン産業革命の入り口に立っている」と述べたそうな。
「グリーン産業革命」なんだかカッコいい。
ニッポンも、うかうかしていられません。
おぢもかつて、水素燃料による「燃料電池車、いんじゃね?」と思ったこともあったけど、水素ステーションは設備投資がとてつもない費用だった。
なんでも、一説には1カ所で4億円ともいわれる。
翻ってEVの充電スタンドは、「設置無料で月額9800円~」ってのまである。
しかも、ビザやマスターカードも使えるという。
設置費4億円の水素ステーションでは燃料電池車が普及する見通しが立ちません。
ノルウェーは2020年に世界で初めて、新車販売に占めるEVの比率が半数以上に達した「EV先進国」だ。
それもそのはずノルウェーは水力発電のメッカだ。
小学校か中学校で習った「フィヨルド」から、水を落下させて発電するコストの安い水力発電が主流。
日経新聞に「EVのリアル、先駆けノルウェーを歩く」という記事があった。
記事には最後こう書かれていた。
「EVへのシフトはもう後戻りしない。数年後には昔の電話機を見るようにガソリン車を見ることになるだろう」
なるほど!!
…ってことですが、テレビのCMもガソリン車やハイブリッドの宣伝ばかり。
世界の周回遅れにならないのかニッポン!?
…などと気になるニセコのおぢでした。