おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

日本経済は「焼け野原の終戦時並み」、でも逆転の道もあるとか…

2022年08月07日 | Weblog

午前6時になりました。

今朝も曇り空で気温はプラス18度。

きょうはこんなお天気で、夜の初めごろに雨、最高気温26度の予想だ。

過ごしやすい1日になりそうです。

写真は朝食で毎日いただく「ガッテン流丸ごとにんにくオイル」だ。

ニンニクはご近所さんから無農薬のものを大量にわけていただいた。

これを冷凍し、10日に1回ほどのペースでつくります。

さて、

慶応大学名誉教授で経済学者の島田晴雄さんは「日本はもはや中進国」だと述べております。

今週号の週刊新潮です。

ですが、逆転の道もあるというからふむふむ読ませていただいた。

1980年半ば、ニッポン経済は絶頂を謳歌し、GDPは世界の15%を占めた。

そして89年にはGDPシェアが世界の19%を占めるほど。

ご立派な国だったのだ。

いまはというと、ニッポン人の一人あたりGDPは19位まで落ち込み、所得は韓国にも抜かれた。

そんなニッポン経済凋落の原因は、当ブログではすっ飛ばし、知りたいのは「逆転の道」なのだ。

島田さんによると、逆転に必要なのは「国家戦略」だそう。

アメリカは80年代、半導体産業が日本企業によって大打撃を受けたけど、「軍・官・明・学」の四者が一体となって成長を続けたそうな。

中国も成長が頭打ちになったけど、習近平が自国のイノベーションでこれを突破し、世界有数の企業群が誕生したそうな。

ようは逆転事例に共通するのは「国家戦略として経済の立て直しに動いた」ということ。

そんなこんな、いまは40年に及ぶ「凋落の踊り場」だから、岸田さんの歴史的使命は「国民に力強い発展の方向」を示すことだそうな。

う~ん、なんだか当たり前すぎて、少々がっかり。

だけど、ニッポン経済を立て直すにはしっかりした「国家戦略」が必要なのは間違いないところ。

なのに、ニッポン政治の実態はというと、選挙に勝つことだけに血道を上げ、そのため怪しい宗教団体とずぶずぶ。

宗教団体が喉から手が出るほど欲しかった名称変更に手を貸してる場合ではないのだ。

ニッポン経済が復活のための国家戦略、トットと示してもらわんことには、我がニッポン国、中進国の上位からさらに下位へ転落の危機なのだ。

ここはクソみたいなカルト宗教団体はトットと違法団体にしないでどうするね。

カルトまみれの極右最大派閥「安倍派」も、トップ不在で早晩分裂の憂き目だろう。

岸田さんよ、令和の「所得倍増計画」と、そのための「国家戦略」を立てて、国民が元気になる仕組みを示してくださいな。

そんなこんな、凋落ニッポン経済を立て直す頼みの綱はというと、岸田総理なのだ。

かつての本田宗一郎や松下幸之助などなど、ほかに頼るべき存在がないのも、いまのニッポン国。

しばらくはインバウンド観光で糊口を凌ぐのでは、かつてのイタリアみたいで貧乏くさい。

生きてるうちに、なんとかニッポン経済の復活が見たいニセコのおぢなのでした。