しらしらと夜が明け始めた午前5時40分。
曇り空で気温はプラス5度です。
きょうも最高気温は14度とか。
静かな晩秋の朝です…
写真は新聞のチラシだ。
とうとうご当地では時給2000円が登場です。
ところで、
毎日新聞電子版の医療プレミアムに「肝がん、前立腺がんも視野に 光免疫療法のこれから 開発者インタビュー」というのがあった。
「光免疫療法」という治療法が国内で承認されて3年が経つ。
光に反応する薬を投与し、薬ががんに十分集まったところで、がんに対してレーザー光をあてて治療するのが光免疫療法だ。
現在は、再発した頭頸(とうけい)部がん患者にだけ限られるという。
ですが、見出しのように前立腺がんも視野というから、元気ながん患者のおぢも「おお~」となった。
この治療法を開発した米国立衛生研究所の小林久隆主任研究員は「将来は来は8~9割のがんを対象にできるようにしたい」という。
さらに「前立腺がんについて、新たな薬剤の開発を計画しています」というから期待したくなる。
「前立腺がんの細胞には『PSMA』というたんぱく質が多く出現していて、これをターゲットにすると、前立腺がん患者の8~9割をカバーできる可能性があります」というのだ。
ということで、日本国内でクラウドファンディングを実施して資金を集める計画が進んでいるそうだ。
今年4月に設立したNPO法人「光免疫療法研究支援会」だそうです。
ここで集めた資金でPSMAにくっついてがん細胞を攻撃する薬剤を開発し、治験の第1段階(第1相試験)まで実施したいというのだ。
ちょっと~「治験の第1段階」に参加したいわ~
いまんとこ「光免疫療法」には、治療後のはれや痛みという副作用もあるそうだ。
しかしこれにはビタミンCの投与が効果的だとも。
きのうのウイルス療法もよさげだし、今回の光免疫療法もいい。
ニッポンは医療だけは各段に進化している印象で、そこは嬉しい限りです。