写真はきのう朝のニセコアンヌプリ、スキーコースに積雪だ。
ただいま午前5時で、外はまだ真っ暗、気温はプラス3度。
きょうは「曇りで昼過ぎから晴れ」の予報だ。
最高気温は12度だってさ。
なので、きょうは薪割りに奮闘せねばならん。
…などと、ニセコのおぢはいたって元気だ。
ですが、
けさは一世を風靡した「ダンシングオールナイト」のもんたよしのりさんの訃報だ。
同年齢ですからいきなりガックリ。
死因は大動脈解離だそう。
大動脈の血管壁が裂けて、血液の通り道が別にできてしまって破裂し、死に至る病だ。
血管がボロボロだったってこと。
具体的には、剥がれた血管にLDLコレステロール、いわゆる悪玉コレステロール(LDL)が侵入。
酸化したこのLDLをやっつけようと、白血球も血管の内膜へ侵入して死ぬ。
白血球の死骸がずんずん溜まって、血管がだんだん細くなって破れ血管内に「別の血液の流れ」ができる状態だ。
普段は痛くも痒くもないけど、何の前触れもなく、いきなり血管が破れて死に至る。
この大動脈解離とか、大動脈にコブができる大動脈瘤は、体内に爆弾を抱えていて、いつ破裂するかわからん状態だ。
死ぬまでの間に、背中や胸を杭で刺されたような強烈な痛みがあるというからビビる。
原因は「糖尿病、高血圧、高コレステロール、睡眠時無呼吸症候群」だ。
なので、予防法は糖尿病、動脈硬化、高血圧、高脂血症などの「生活習慣病」にならないこと。
いまどきはエコー検査、造影CT検査、MRTなどで簡単に発見できるしね。
手術は、場所によって「水道管を交換する」ように血管を交換する。
または、同じく場所によっては「傷んだ水道管を内側から補強する」ようなステント挿入手術があるそうな。
いずれにしろ、いまどきは検査して、発見していれば対策ができる。
普段はまったく痛くも痒くもないそうだ。
だから、もんたさんは検査をしてなかったのか…
検査が大好きなニセコのおぢが言うのもなんですが、検査して早期に発見し、手術さえしていれば…
残念です。