おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

大型トラック65台分を運転士1人で輸送可能 だからトラックでなくて鉄道コンテナ

2023年10月13日 | Weblog

午前6時半になるところ。

気温はプラス3度だ。

ですがきょうは秋晴れ、最高気温は9月並み20度だそうな。

行きつ戻りつ、秋が深まります…

ところで、

2024年問題というのがある。

トラックやバスの運転手不足だ。

何の対策もしないでいると、来年度には全体の14パーセント、2030年度には34パーセントの荷物が運べなくなると予想さているそうだ。

そこで注目されるのが鉄道のコンテナ輸送だ。

「大型トラック65台分の貨物を1人の運転士で輸送可能で、二酸化炭素の排出量もトラックの11分の1に抑える」そうです。

たいしたいいジャンって話だ。

11日、北九州市ではこうした鉄道の活用を目指すセミナーが開かれた。

一方我が北海道だ。

本州にやジャガイモを輸送する「じゃがいも専用列車」というのがある。

北海道で生産されたタマネギの約70%、ジャガイモとコメはそれぞれ約40%がこれで本州に運ばれているのだ。

これが北海道新幹線が札幌まで延伸すると、「じゃがいも専用列車」が走る在来線は廃止となる。

なので、ポテチ用のジャガイモも東京に届かなくなるとういうややこしい問題がある。

九州では1人の運転士で輸送可能な鉄道を大いに活用しようというのに、おかしな話なのだ。

そこで、「貨物新幹線」という話もあるけど、これもさっぱり進まない。

国や北海道などは、函館―長万部間の在来線は存続で一致しているという。

だけど、実際にはJRから切り離された並行在来線が貨物専用線として残った例はないそうだ。

しかも「新幹線と貨物列車が青函トンネルを一緒に走る難しさもある」というのだからややこしい。

なんで、こんな大事な問題が長く放置されてきたのかがわかりません。

「じゃがいも専用列車」がなくなれば、本州では「ポテチ」も旨い米「ゆめぴり」かも、全国一の生産量の「タマネギ」もアジャパーなのだ。

さっぱり解決策が見えない「並行在来線問題」というのが北海道にはある。

バカも休み休みしてほしいですワン!!