グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

砂漠の謎

2010年01月04日 | 火山・ジオパーク
あけましておめでとうございます。
今年も大島の自然とお友達になるべく歩くぞ!と思いつつお正月は引きこもりでした(それじゃー駄目じゃん)
今年初めての三原山に行って三原神社にお参りしてきました。もちろんお願い事は避ける事除ける事… う~ん“インフルエンザに掛かりません様に”災難よけの神社ですから。

大島に住んで30年以上が経ってしまいましたが、謎がありました。
裏砂漠と地図に書いていますが、裏があるけれど表は?これは、昭和25年~26年の噴火により噴出した溶岩によって表の砂漠は消失してしまい、現在は溶岩流の上に草木が生えて居ます。
                      
今、見えている23年前の溶岩流も後10年もすれば回りの景観と溶け込んでしまうのでしょうね。


もう1つ、内輪にある砂は何処から来たの?

                 
今の三原山は水蒸気が揚がっているだけですが、以前は噴煙が長い間絶え間なく揚がっていたそうで、それは煙だと思っていると大間違いで実は砂粒だったと言うことです。ところが23年前の噴火は突然止まってしまい、その後の噴煙は無かったので裏砂漠もスコリヤと言う砂より大きな粒の噴石(石と言うには小さい物ですが)が積っています。



次の噴火はいつになるのでしょうか?大地の鼓動聞いてみたいし見てみたい。しかし、以前のような割れ目噴火で避難などは嫌ですし、やはり何も無いのが幸せ!   (しま)
コメント
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