グローバルネイチャークラブのガイド日記

グローバルネイチャークラブ(旧グローバルスポーツクラブ)のガイド仲間が観察した伊豆大島の自然の情報を中心にお届けします。

マユミとメジロ・・・と、お知らせ。

2010年01月05日 | 植物
 ここ数日、ほぼ連日で強い西風が吹いてます。昨日は穏やかだったのに夜中からびゅーびゅーと吹き出し、西側の海は大荒れに。

 そんな中、鳥たちは頑張って生活しています。ウミウが溺れたりしないのかとか余計な心配をしつつ出かけていると、シロハラやアカハラといったツグミの仲間が結構増えてきています。猛禽類も相変わらず好調で、今日もハヤブサの幼鳥や何羽ものノスリ、チョウゲンボウなどに出会いました。

 ルリビタキなど可愛い鳥もやってきています。

 さて、今は先日スタッフ願法が日記に書いていたように、ツバキにメジロが物凄い勢いで群がっていますが、今日は周辺にあまりツバキが生えていない場所で、メジロが賑やかに騒いでいる場面に出くわしました。

 近づいてみると、マユミの実を食べているようです。近づいてもほとんど警戒する様子がありません。あまりに夢中になっているのでちょっと私も食べてみたくなったりしましたが…(^▽^;)

 4つに割れたピンク色の実の中心についている甘い実を食べるために、逆さまになったり、

 

背伸びしたり、一生懸命です。



こう見ると「可愛いなぁ」って感じですが、彼らは生きるために必死なんですよね。採餌に夢中になっていると次の瞬間外敵に襲われるかも知れない、という日々死と隣り合わせに暮らしている彼らを尊敬してしまいます。
でもだからこそ野生動物は美しいのでしょうね。

 ここで全然話は変わってしまいますが、残念なニュースがあります(^▽^;)
昨年1月から島内の港に滞在していたシノリガモの「シノリー君」が居なくなってしまいました!先月(12月)上旬までは居たようですが、その後仲間数人から「居なくなっている(T_T)」という情報を頂き、私も数回確認に行きましたが、確認できませんでした。これまでも何度か港から姿を消したことはありましたが、すぐに戻ってきて何事もなかったかのように港で暮らしていたシノリー君。今回は戻ってきてくれないようです。

 今月で1周年だったのに、ざんねーん!滞在記録は11ヶ月となりました。
…しかし去年現れた時は所々に茶色い羽根が混じって子供っぽい感じがしたのに、秋に換羽したときには見違えるようなイケメンになっていたので、元居た北の海へ婚カツに行ったのでしょう。

 でもホントに綺麗になっていたんですよ。一周年のブログを書きたかったなぁ…。
居なくなる直前の画像をお披露目します。写真が下手なのは、ゴメンナサイ。



 
コメント
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